September 29, 2005

ギャハァ、たまらん、オヤジ殺し〜

アッヒャッヒャッ、我慢できなかったァ。
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封を開けたとたんに薫る、香ばしいさとうきびの風。
ざわわ、ざわわ、ざわわ・・・。

口に含んだ瞬間に広がる、柔らかくも刺激的なしびれ。40度以上のアルコールが醸す芳醇な後味。

お酒は20歳を過ぎてから、お酒が解るのは40歳を過ぎてから。
ああ、オヤジになってよかったァ。

23:00:00 | mogmas | | TrackBacks

September 27, 2005

オットコマエのばあさん、恐るべし

選挙も終わり、小泉総理が余裕しゃくしゃくで所信表明をしているニュースをみていて、我が家のばあさんが元気だった頃の話を思い出した。

それは、午前と午後の両方国会中継が行われた時のこと。
ばあさんは、一心にその中継をみていて、突然憤慨し、某国営放送局へ電話し、ラチがあかないと知るや、今度は某朝日新聞へ電話。
なにやらメモを取ったと思ったら、再び受話器を取り上げ、プッシュボタンを慎重に押し始めた。
ややあって相手が出ると、落ち着いて話し始め、しばらく待たされた後「地元の支持者だってテレビをみているんですからね。しっかりしてくださいよ」と噛んで含めるように言うと、満足したように受話器をおいた。
その間テレビは、国会議員の退屈なダラダラとした読み上げを写している。
再びテレビの前に陣取ったばあさん、食い入るように画面を見つめる。
すると画面がゆっくりとパンし、場内に急ぎ足で入ってくる秘書らしき男の姿を捉えた。
男はある年配の議員のもとへかがみ込むと、何やら耳打ちした。すると、いままで腕を組み俯いていた議員が、ハッとしたように顔を上げたのである。
それを見てばあさん、してやったりと頷いた。

つまり、こういうことだったのだ。
午前中の中継で、名前を聞けば“ああ、あの人”というぐらいの議員が、気持ち良さそうに舟を漕いでいる姿を発見して、ずっとそれをウォッチングしていたのだ。
午後の審議が始まっても、その議員は相変わらずスットコドッコイを決め込んでいたので、“もう許すまじ”と、行動を起こしたのだった。
議員事務所を調べて電話する行動力と、正義に燃えてことを正す実行力は、我が母親ながら“オットコマエ”ジャンと痛快だった。
まったく、一部の議員の先生方の体たらくには呆れてしまいます。
しっかりやっている多くの議員たちのいい迷惑です。
もし、「ホリエモン」でも「ヒトリモン」でも、ITに強い議員がいたら、「国会議員ダメダメウッチャー」とでもいう番組をネット配信してくれればいいのに。
国民全員が、自分たちの選んだ議員をリアルタイムで採点できる番組を通じて、政治の膿をだせれば面白いと思うのだけれど。

ばあさんの“オットコマエ”の行動を見習って、口をつぐむことはしないようにしたいと思うのです。
ひいては自分たちの身に降り懸ってくることだからね。

うーん、しらふだ。
乾いた。










16:13:15 | mogmas | | TrackBacks

September 26, 2005

踊る阿呆に見る阿呆

商店街でなにやら騒がしい声が。
行ってみた。
氷川きよしの“ズンドコ節”が大音量で流れる中、浴衣姿のご婦人たちが、アラ、ヨイと踊っていた。
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先頭のほうには、若いお兄さん、お姉さんもアラ、ヨイッとな。
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先導車に「流し踊り」とある。
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太鼓もたたき放題
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ご近所や商店街のことにトンと疎いオヤジなので、かあちゃんに聞いてみたら、「学園通りフェア」というイベントだそうな。
北千住駅東口商店街の、台風一過、秋先の行事の一コマであります。

22:16:00 | mogmas | | TrackBacks

名古屋の次は、東京ですか?

愛知万博が終わってしまった。
とうとう行けなかった。
気になるのは、冷凍マンモスの行方。
もしもニチレイあたりから“マンモスのひつまぶし”として、名古屋地区限定で売り出されたら、新幹線に乗って買いに行かねばなるまい。

我が家のタイムカプセルから、またしても時代の遺物を発掘してしまった。

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“意地悪ばあさん”青島幸男の決断で、日の目を見なかった幻の博覧会。

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この博覧会が開催されていたら、今のお台場の様子も変わっていたことだろう。

そしてその時、お勤めしていたオヤジの業績も上がっていたかもしれない。(ということは、モグランポは誕生しなかったかもしれない)
でも、当時の様子を振り返っても、まるで何も決まっていなかったこのイベントは、中止して正解だったように思う。

いずれにしても、お台場周辺は開発され、幻想のような街が形成されることは定めだったのだ。
毎年、仲間とバーベキューや花見をした、青海埠頭の突端の穴場な公園もなくなり、すっかりこの辺りとは縁遠くなってしまった。

2016年に東京へオリンピックを招致すると、石原知事が吠えている。
どうか、と思う。
東京博の時にこの人がいたら、計画は進んでいたかもしれない。
誰も暴走を止められないかもしれない。

いや、まて、“イシハラマキコ”さんとデュエットした仲だ、と豪語するあの男、悪魔のようなK氏なら、ひょとして、ブランデーグラスを片手に、石原サンの肩を叩いて諌められるかもしれない。

かも、かもばかりのお話で恐縮かも・・・。





12:19:00 | mogmas | | TrackBacks

September 25, 2005

頭の中が“まあるい、みどりの、タリラリラン〜”

TXはらくちんだ。
秋葉原まで一直線。
CMとチラシに踊らされ、ヨドバシカメラにお買い物。
サブリミナルの魔法にかかり、頭の中にはあの歌が。
“まあるい、みどりの〜、タリラリラン〜”
踊る阿呆に、買う阿呆。
昼飯安く切り上げて、鵜の目鷹の目、物欲の権化。
メイドにテッシュを手渡され、エウリアンには無視されて、キャンギャル、呼び込み、タイムサービス。
雨は降れども傘ささず、鼻で息するAボーイ。
誰を待つやら視線の先は、見られてなんぼのAガール。
PC、AV、同人誌、じゃんがら前には行列だ。
デューティー・フリーにお上りさんが、カート転がし、喜色満面。
意味不明の会話を交わす、慣れた様子のカップルは、他人様にはおかまいなしさ、そこのけそこのけ人混みを行く。
素人さんを煙に巻く、早口、難解、値踏みの視線、店員さんは経験ゆたか。
知らなきゃそんそん、ついてはゆけぬ、当たり前の非常識。
いなかもんは退散だ、散財してもカードがあるさ、帰りの切符を握りしめ、重い荷物をぶら下げて、たどる家路は通勤圏内。
ああ、秋葉原に日が落ちる。
“まあるい、みどりの〜、タリラリラン〜”
当分寝覚めに出てきそう、起動するたび出てきそう、トラブル見るたび出てきそう。
ああ、私は小市民。


16:02:00 | mogmas | | TrackBacks