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もみもみ家族にもまれ過ぎた夜

人様に身体を揉んでもらうということが、なんだか申し訳なく、そんな身分ではない、と長らく思っていました。
温泉のあとのマッサージチェアにはよく座っても、部屋にマッサージに来てもらったことは一度もありませんでした。
だからマッサージデビューはつい最近なのです。

以前モグランポでアルバイトをしてくれていたエリカちゃんのパパが、ご近所で治療院を開業してくれたのを幸い、寄る年波と不摂生がたたり、目からくる首筋の痛みが、ついに頭痛を引き起こし、どうしようもない状態になったとき、救いの手を差し伸べてもらいました。
そのあまりの気持ちよさに、涎を垂らさんばかりにトロトロになったにもかかわらず、喉元過ぎればなんとやらで、すぐに治療を怠けてしまい、ふたたび石のような背中に逆戻り、ほうほうの体で治療にすがる愚かなオヤジなのです。
Cちゃんからは“人の話のコシをもむなっ!”とよくいわれるオヤジですが、やはりプロの技で揉んでもらうのは最高です。

美少女のエリカちゃんの両親だけに、パパもママもスラッと背が高く、若々しく、とても明るい人たちなのです。
先日の土曜日の夜、そんなもみもみ家族が店に来てくれて、Cちゃん夫婦も乱入、大盛り上がりのカウンターは、居酒屋と化してしまったのです。
エリカママは声も通るし、よくしゃべりよく笑う。そこに、数秒黙っていると消耗し衰弱してしまう、しゃべりの申し子Cちゃんが加わると、まあ賑やか。
セレブを自称するママの“ありえねぇ〜”はじけぶりや、オヤジを秒殺できるゴッドハンドの持ち主のババの“弱っわ〜い”立場や、超天然リアクションで笑殺するエリカちゃん、おバカな大人たちの話を黙殺する唯一冷静な弟くん。それぞれ家族の持ち味を垣間見れた夜でした。

しかし、この上りきったテンションは第1ラウンドで終わろうはずがない。
普段だったらもうお眠なCちゃん旦那も、もう客なんかこないから店を閉めちゃえ、とお調子に乗り、すでに第2ラウンドをやる気満々のなである。
　　　　
　　　　
　　　　　　　目線を隠してもバレバレ。WANTEDな人々。

異様なテンションのまま第2ラウンドへなだれ込んだ先は、Cちゃん夫婦御用達のスナック。
ニコニコしている時は酔っぱらっている時、というママさんがニコニコ出迎えてくれて、宴はさらにヒートアップする。

さあいよいよ「あたしだってアイドルになりたかったでショー」の開幕でございます。
盛りは過ぎたが気は若い、歌うは「マシンガントーク・Cとボコるなら顔だけはやめてEママ」のゴールデンコンビ。
キューティハニーからピンクレディへ、踊るは歌うは、はしゃぎまくる、明日をも知れぬ大人たち。
さすがのオヤジも引きっぱなし。
恐ろしいことでございます・・・。

さてさて、楽しい時は見る間に過ぎて、お開きの時間がやってまいりました。
そこで一瞬明日の我が身を思い、ため息なんぞ漏らそうものならまだまだ甘い。
本当はもうちょっと飲みが足りないオヤジでありますが、もみもみ家族にもまれ過ぎた感もあります。
Eママのテンションはそれでも60％ほどしか出ていないと聞き、全開した姿を恐いもの見たさで見たいとも思ったのでした。

エイリアンのおいしい食べ方

この世に人間が食べられないものはない、というぐらいにあらゆあらゆるものを喰らってきた人類は、ついにエイリアンまで食ってしまうのだ。

　　　
　　　間違えました、これは体長3メートルの水ダコでした。
しかし、いかにタコ好きの民族でも、この妖しくウネウネとした姿に、ストレートには食欲をそそられはしないのではないか。
かつて円谷英二は、深海から現れた巨大生物が都市を破壊する物語を考え、それがグロテスクな大ダコから「ゴジラ」に生まれ変わったのは有名な話だ。
そういえば「ゴジラの肉」とかいうジャーキーは、今でもあるのだろうか?

　　　
アドベンチャー・パスタシリーズの「エイリアンパスタ」入手。

　　　　　　
UFOやロケット、星や宇宙飛行士などの形をしたパスタがギッシリ。
6分ほど茹で、ベーコン、タマネギ、ガーリックを炒めたところへ放り込み、トマトソースで味付けして食べてみた。
まあ、普通のパスタですな。

盛付け次第で、お子様から大きなお子様まで、可愛い〜と喜ばれるでしょう。

他には、
　　　
サメや海の生き物がいっぱい入った「シャークパスタ」もありました。

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