September 22, 2005

ウルトラな夜も更けて・・・

MXYVの水曜夜11時25分から、初代「ウルトラマン」を一挙放映している。(途中にCMが入らないのがいい)
HDレコーダーなんて便利なものがあるので、簡単に毎週録画できるのがうれしい。
うれしいことは続く。
毎週土曜日の朝7時半からTBSで、「ウルトラマン・マックス」の放送がはじまった。
前作の「ウルトラマン・ネクサス」は、その造形やお話にも、まるで興味がもてなかったが、今度の「ウルトラマン」は違う。
久々の、M78星雲からやって来た宇宙人であることと、昔懐かしの怪獣たちが復活して登場すること、金子修介や三池崇という人気監督が演出をしているということで、いやが応にもウルトラ魂が盛り上がり、これまた毎週録画予約してしまった。

常連さんのAさんは、年齢はオヤジの世代よりも一回りくらい下の「ガンダム世代」だが、様々なことに精通しているので、この「ウルトラマン」についても意見交換をした。
オヤジが、「仮面ライダー」にしても「ウルトラマン」にしても、最近の復活ヒーロー物に今ひとつ共感できないのは、変身する主人公が茶髪のお兄ちゃんで、防衛隊などの戦闘組織に所属しているにも係わらず、自分のことを“ぼく”と呼ぶのがなんだか気に入らないということだ。
厳しい訓練を受けた精鋭部隊なのだから、「自分は」とか「私は」といってほしいのだ。
Aさんは、そんなおやじの偏屈な意見を寛容な心でわかってくれたようだ。
しかぁし、これまた、オヤジの生半可な記憶が招いた偏見だった。
録画した「ウルトラマン」を確認すると、「ハヤタ隊員」はちゃんと“ぼく”といっていたのだった。
でぇもさぁ、だってぇさぁ、時代の空気とか、大人度が違うんじゃないの・・・・・。(シュン・・・)

「ウルトラマン・マックス」けっこういいですよ。タイプ的には「ウルトラセブン」タイプなんだけど、ピグモン、レッドキング、アントラー、ゼットンまで出て来ちゃって。
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我が家のセブンちゃん(海洋堂90センチのソフビ製。中に電球が仕込んであり、目と額のランプが点灯する)

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またまた病気が出てしまい、コンビニで買ってしまった。箱買いはしてませんが、小さいのにこんなに出来が良いので、またコンビに通いが始まってしまうかもしれない。

怖いけど、いい時代だ。

14:28:00 | mogmas | | TrackBacks

セピアなオヤジはイカが好き!

いつもの通り道と違う道を通ると、思わぬ発見があったりする。
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さる団地の駐輪場の片隅に、なにやら見かけぬ乗り物が・・・。
30世紀からやって来たタイムパトロールの乗り物か、月光仮面とともに忘れ去られた愛車なのか。
どことなくレトロチックで、オヤジが少年のときに夢見た未来の空飛ぶ車のようでもある。
サイドカー付きの二輪車に、すっぽりとFRPのボディが被せてある。
走っているところをみたいっ。
できれば運転してみたいっ。
いったい何という乗り物なのか、ご存知の方は教えてほしい。
そんな憧れとともに、セピアな写真にしてみました。

セピアといえば、イカですな。
はぁ?
という方のために、ちょっと雑学を一つ。
“コウイカ”の学術名は「セピア」なんだそうな。
ドイツではイカのことを「ティンテン・フィッシュ」=「インク魚」、中国では「海神の書記」、日本でも古くは「墨魚」とよんでいたそうな。
つまり、昔は絵の具やインクの代わりにイカスミを使っていたということで、ヨーロッパではこれを「セピアカラー」と呼んだのだそうな。
イカやタコのスミの成分は、「セピオメラニン」というメラニンの一種だそうな。
だから日焼けした人を、今後はセピアな人と呼ぼう。

ところで以前、悪魔のあっくんと酒を飲んだときのこと。
最初の店で、彼はイカゲソを頼み、次の店ではアタリメをかじり、その次の店では剣先をしゃぶるという、まさにイカ三昧のイカ臭いオヤジを地でいったことがある。
そして別れ際、イカがスミを吐いて相手をひるませて逃げるかのごとく、大量のタバコの煙とともに、夜の闇の中へ消えていったのである。
昭和の時代をこよなく愛す、セピアなオヤジは大のイカ好きオヤジだったのだ。




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