February 28, 2006

どうした林檎、お家芸で窓屋に負ける・・・

TUTAYAさんでたくさんCDを借りてきた。
BEGIN、クレイジーケンバンド、ゆず、井上陽水、桑田圭祐、矢沢永吉、泉谷しげる、かぐや姫、スターダストレビュー、ライ・クーダー、エンヤ、斉藤和義、長渕剛、中島みゆき、そして吉田拓郎。
片っ端からiTunesに放り込んで、両耳ヘッドホンで塞いで曲を流し、集中して“アレ”にケリをつけるためだ。

最初にBEGINのCDを林檎に入れた。
ウンニュ、ウンニュと読み込んでいる音がするが、いっこうにiTunesも起動せず、曲も再生されない。
ついには諦めたようにCDは吐き出されてしまった。
なんじゃ?
CDの表面を拭いて、もう一度。
ウンニュ、ウンニュ、ベェーッ、と再び吹き出される。
どうした林檎ちゃん、BEGINはお気に召さないのか?
それなら、どこかのボンボンみたいな拓郎ちゃんを入れてやる。
ウンニュ、ウンニュ、ベェーッ、またまたダメかい!
それなら、ゆずはどうだい。
ウンニュ、ウンニュ・・・、おっ、ゆずの曲が流れ出した。
iTunesも読み込みを開始した。
なんだよ、曲の選り好みすんのかい。
だが、どう考えてもおかしい。
試しに、まだ余り酷使していない窓屋でiTunesを起動してみることにした。
は、早い。
次々に読み込み、あっという間にBEGINは取り込まれた。
続いて拓郎、クレイジーケンバンドと、どんどんCDを入れ替える。
まったくストレスなしに全曲読み込み完了。

おい、林檎屋、買ってからまだ1年もたっていないんだぜ。
お前のドライブ、いかれてんのとちゃうか?
お家芸まで窓屋にお株を奪われて、なにがインテル入ってるじゃ。
よぉーし、とっとと深刻な申告にケリをつけて、九州から帰ってきたら修理に出してやる。
えっ、なんでいきなりそんなにCDを聞くんだって?
そらあなた、深刻な申告に集中するためやおまへんか。
ほぉーら、グダグダ言ってる間にもう出来上がった。
やる気になったらこんなもんでっせ。
あとは書類をばぁんと出して、「なんか文句あっか」と言えばおしまいだ。
見て驚くな、泣けてくるぞ、イッヒッヒ・・・。

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February 27, 2006

トリノよりも、このマイナーさがたまらない

深夜のテレビで「2006横浜インドアオープン競技会」という陸上の大会を放映していた。
見るともなしに画面に目をやっていたら、なかなかおもろい発見をした。
外人選手などがよく着ている、水着みたいな競技ウェアを、日本の女子選手も着ていたのだ。
引き締まったお腹とヘソを出し、“コマネチ、コマネチ”をしたくなる出立ちに、思わず目が釘付けだ。
陸上選手はみんなスリムで、化粧っ気もなく、十代から三十代までそろった女子は、なかなか素朴でよい。

そんな中で注目は、女子棒高跳びの「錦織育子」選手だ。
日本新の記録を出した彼女は、童顔で、ものすごーく甘い評価をするならば、デビュー当時の広末涼子に似てなくもない。
腹筋がいい感じで割れるヘソ出しルックで、何の因果か長くて重いバーを掲げ、トットットとひょうきんに走り、しなる棒に身をまかせバーを飛び越える。
マットの上に落下し、大股開きも何のその、果敢に記録に挑戦するのだ。
笑うと小さなえくぼのできる彼女に“か〜わいい”とつぶやいてしまったオヤジの目は酔眼だ。
全国の青少年よ、彼女をチェックすべし。

そしてもう一人は、31歳の奥様アスリート「ハニカット陽子」選手だ。
女子走り高跳びで大会新記録を出した彼女は、結婚して「ハニカット」になったようで、旦那が何人だか知らないが、なかなか清潔感溢れるヘソ出しウェアである。
それにしても「ハニカット陽子」とは、インパクトのあるネーミングですな。
“マジかよっ”と口走ってしまいます。
彼女もまた笑顔が素敵だ。

他にもスター選手の原石がたくさん活躍している。
最近の陸上の女子選手は、かなり質がアップしていて、もちろん競技の力量もそうだが、見た目もなかなかいいではないの。
イベント的な競技会なのか、緊張感も悲壮感もなく、のびのびと試合に打ち込んでいる。
見る側に取っては、そのちょっと脱力感のある映像が、妙にそそるのである。
仮説のトラックは、足音もバタバタとやかましく、狭い競技場でアットホームに展開される試合に、まばらな拍手がよく似合う。
深夜の酔っぱらいの目には、とてもほのぼのとして楽しかった。
一体トリノはいつまでやるんだろう。
全然ノーチェックだ。
ま、取りあえず、しーずかちゃんはおめでとさん、てことで。


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February 24, 2006

働くバーバーくん

カーステレオから流れていた「ファンキー・モンキー・ベイビー」の余韻にひたりながら、オレは愛車のエンジンを切った。
沈む夕日のような真っ赤なキャデラックのドアを開け、ピカピカに磨き上げたブーツを車の外に下ろした。
ドアを閉め、ボンネットに寄りかかる。
と、店のドアが開き、若者が走り出てくる。
「オーケー、はじめようか」
オレは若者に頷くと店に足を踏み入れた。
「ヘイ、今日の天気、ごの感じ、オーケー、そこんとこよろしく」
言うなり足を高々と組んでソファーに腰を下ろした。
トレードマークのタオルが肩にふわっとかけられる。
シャキシャキと鋏が軽快に鳴る。
眠りを誘われるその音に、オレは目を閉じた。
「モミアゲは、レッツゴージュンでいいですね」
なにっ!
オレは飛び起きた。
鏡の向こうにニヤニヤと笑うE-YAZAWAがいた。

自分の鼾が聞こえた気がして、ハッとして目を覚ました。
あまりの気持ちよさに眠ってしまったのだ。
ここは浅草の床屋さん。
しかし下町の浮世床を想像したらいけない。
雰囲気のいい美容室といった方がピッタリくる。

画像の表示
現にオヤジ以外のお客さんは女性ばかりで、ちょっと気恥ずかしい感じだ。
「モミアゲはどうしますか?」
「バーバー」くんが言う。
「自然な感じで、レッツゴージュンだけはやめてね」
もうこうなりゃ、まな板の上の鯉だ。
全てを「バーバー」くんに委ねている。

熊本での結婚式の出席を来週に控え、このところ髪切り難民だったオヤジは、恥ずかしくないような頭にしてもらいたいと、「バーバー」くんを頼ったのだ。
希望は「永ちゃん」である。
そこんとこよろしく、なのだ。
ちゃんとした散髪は久しぶりなので、実に気持ちがいい。
仕事が丁寧である。
マッサージもうまい。
思わず声が出ちゃいます。
「バーバー」くんもゴッドハンドの持ち主だったとは、油断していた。
もしや、オヤジの頭に獣の数字「6、6、6」を発見したりしないだろうね。
酒を飲んでいないから大丈夫だとは思うが・・・。

うーん、お仕事モードの「パーパー」くんはなかなかやるな。
「フリッパー」くんも別人のようにキビキビしている。
倉本聰似の社長さんの教えがいいのだろうな。
出来上がった頭は、しばらくぶりにスッキリ爽やか。
“熊本へ行く頃には「永ちゃん」になっています”と「バーバー」くんは自信たっぷりで言う。
うーん、伸びる頃合いも計算してカットしたのか。
さすが、昔「オニハン」握ってブイブイいわせていただけのことはある。
もう「バーバー」くんの頭の引き出しには、オヤジの首から上の情報がしまわれているのだろう。
ああ、恥ずかしいぃぃ、あんなことやこんなことまで知られてしまった。
恐るべし、スタイリスト、シザー・ハンズ、カットマン、刈り魔王、下刈り半次郎・・・・。


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February 20, 2006

スチャラカ・カレー

カレーは好きです。
一週間毎日でも食べられると思う。
どちらかというと、インドやタイ風のものではなく、欧風のカリーの方がお好みだ。
「手づかみカレー」の会をいつやるかが問題だが、香辛料の利いたカレーは食欲をそそる。
手が黄色くなっても食べたいのだ。

遠藤賢二が「カレーライス」を歌っていた頃、ジャガイモ、人参が大きいままゴロゴロ入っている野菜カレーの写真が「ヤングフォーク」か「ヤングギター」に載っていた。
まねして作ったことがある。
ルーはサラッとしたスープ状だった。
たぶん、今巷で流行っている「スープカレー」の原型はこんなもんじゃないかと思う。

流行りごとにすぐ踊らされる二人がいる。
Cちゃんとスチャラカ旦那のことだ。
子供のいない夫婦だから、なんでもアクセスが早い。
スチャラカ旦那とは言っても、ここだけのことで、けっこうマメで、料理もよく作る。
うまく出来るとお裾分けを頂く。
オヤジとかあちゃんは、よくそれでひもじさを救われるのである。

いい感じで腹の虫が鳴った夜、スチャラカ旦那自信作の「スープカレー」が、鍋でやって来た。
食欲をそそる匂いを嗅いだら、もう頭の中の「パブロフの犬」が涎を垂らして、待て!と言われても止めることは出来ない。

画像の表示まるまるのジャガイモと骨付きの鶏肉がいい感じ。

「パブロフ」の本能に従って、オヤジとかあちゃんは奪い合うように、瞬く間に平らげてしまった。
ウィ〜ッ、「スチャラカ・カレー」旨かったぜぃ。
パンとかナンとか欲しかったよん。
今度は大盛りでお願いしますぅ。

15:59:00 | mogmas | | TrackBacks

千住汐入大橋

かつて、荒川に架かる千代田線の鉄橋を、工事中にこっそり渡った過去のあるオヤジは、「千住汐入大橋」の18日の開通前に、同じ穴の狢の「ヒトリモン」と示し合わせて、夜中に渡ってしまおうかと考えていたが、テンションの上がったときにはすでに大量の酒が入っていて、実行出来ずにいた。

ボロ雑巾のように目覚めた日曜日、せめて一生懸命歩いて体内の酒っ気を抜いてしまおうと、小僧とともに新しい橋に向かった。
だが、小僧は自転車でスイスイ先に行ってしまったので、オヤジは一人トボトボと橋を渡った。

画像の表示新しくて気持ちがいい。

我が家からほんの少しで荒川区、南千住にはまだまだ土地があるわい。
これからもっと整備されて、公園なども利用者が増えるに違いない。

画像の表示芝生も敷き詰めたばかりで、立ち入り禁止だ。

競技場のトラックのような舗装の川沿いの遊歩道は、ジョギングする人にはうれしい配慮だし、天気のよい日には絶好のお散歩コースになるだろう。
花の時期には人でごったがえすかもしれない。

歩き出すとポカポカしてきて、30分ほどで南千住の「ララ・テラス」に着いた。
バーゲンの店を冷やかし、帰りは「筑波エクスプレス」に乗ってみた。
便利だ。
これから早起きして、このコースを歩き尽くそうか。
取りあえず、自転車とバイクと車でも散策してみよう。

11:31:00 | mogmas | | TrackBacks