April 30, 2006

朝まで付き合った男

かあちゃんがふとんを敷いて待っていたのに、またしてもたどり着けなかったのは「横浜のふとっちょくん」です。


05:24:40 | mogmas | | TrackBacks

朝マック・・・

朝マック、さすがに誰もいない。

五時だもんね。


05:13:23 | mogmas | | TrackBacks

April 29, 2006

本日はお休みです。

先日お知らせしたように、本日は臨時休業致します。
またのお越しをお待ちしております。




10:34:00 | mogmas | | TrackBacks

April 26, 2006

映画のハシゴ中

朝から錦糸町で映画三昧です。
お供は「おちょこくん」です。
彼の趣味とオヤジの興味が一致したというわけ。

まずは新しいシネコンで、ケイト・ベッキンセールの「アンダーワールド」なのだ。


15:21:35 | mogmas | | TrackBacks

四つ目祭の夜


 ぐう-ぜん【偶然】


何の因果関係もなく、予期しない出来事が起こるさま。
一般に必然的な法則は、現実には無数の因果系列の交錯の中でしか貫徹されないから、人間の認識の不完全さのためにつねに偶然的事件が起こる。(千住市場で買った1980円の電子辞書より)

その日は早くから2階席に予約のお客様があったので、予定のメニューをせっせと焼き続けていた。
7時少し前にカップルのお客様が来店、続いて十代のお子さん連れの家族。
そして男同士4人でカウンターについた若者、20代のカップルが2組と続き、上、下とも満席になった。
みなさん黙々とよく召し上がり、9時過ぎまでの2時間余り、鉄板の火を弱めることなく、ひたすら焼き続けた。

飲み物の追加オーダーが連鎖的に起こり、焼く手を止めて飲み物を注ぎ、改めて客席を見渡してオヤっと思ったが、直ちに鉄板の前に戻り再びコテを振るう。
仕上がりを待つお客様の視線が鉄板に集中するのを感じたその時、ある動作が一斉に起こったのを目の端で捉えた。
カウンターの4人の若者、振り向いてこちらを見るカップル、お母さんと息子の2人、それらの人々の手がほぼ同時に顔の前でちょこっと動いたのだ。
とたんにオヤジの笑いのスイッチが入り、この偶然をかあちゃんに喋りたくてしょうがなくなってしまった。
頭の中で「プロデューサーズ」の会計事務所のシーンを思い浮かべ、とにかく仕上げをして、素早くお客様の元へ焼き上がったものを運んだ。

ようやく一段落した時、厨房の裏でかあちゃんに囁いた。
「気づいた?これ、気づいた?」(もう、ウッキウキ)
「なにが・・・」
「さりげなく見てみろ、ほら」
かあちゃん、さりげなく客席を見回して、笑いのスイッチが入った。
「な、偶然だろ。なんかのイベントみたいだろ」
かあちゃんの横隔膜を笑いのさざ波が襲う。
こうなったら少々のことでは止められない。
しかし、お客様同士にはそんなおかしさなどないし、裏で店の人間が笑いを堪えているなんて失礼な振る舞いに及んでいることは知らない。
いやほんとのところ、そんなにおかしいことではないかもしれない。
ただ忙しい時に限って、些細なことで笑いの衝動が起こることがあるものだ。
そういうものかもしれない。

大変失礼ではありますが、その夜当店にご来店頂いた方は、全員眼鏡をかけていらっしゃいました。
そしてある瞬間、その方々が一斉に眼鏡をちょこっと鼻の上に上げる、ごく当たり前の仕草をされたのであります。
それがこの不謹慎なオヤジには、ミュージカル映画でみんなが一斉に同じ動作をするシーンを連想させてしまったのです。
映画のタイトルは「四つ目ナイト・フィーバー」。
ああ、ごめなさい。
けっして、けっして、お客様を愚弄するつもりはありません。
ただちょっと、あまりの偶然にぶっとんでしまったのであります。
それに、この夜罰を受けたオヤジは、命の次に大事な老眼鏡を店に忘れて、パソコンも携帯も出来ず、本も新聞も読めず、親の敵を見るような目付きでしばしばしながら、その日の集計をしたのです。

それから、もう1つの偶然は、この夜の飲み物のオーダーでした。
生ビールはピッチャーも、瓶ビールも出たし、ソフトドリンクも牛乳までオーダーがあり、本格焼酎も注文がありましたが、なぜか一杯も酎ハイ・サワー類が出ませんでした。
これはとても珍しいことです。

偶然は連鎖的に続くのでしょう・・・。


10:45:00 | mogmas | | TrackBacks