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浅草でひまつぶし

　　　
仕込みの途中で銀行に行こうと店を出たところで、ばったり偶然に「バーバーくん」と「ヨウコリン」に出会った。
お昼を食べに行くところだというので、じゃぁご一緒しましょうかということになり、パッパと用事を片付け、かあちゃんも入れて4人で街へ出た。

「バーバーくん」が昼飯のあとお店へ顔を出すというので、じゃぁ浅草まで出て食べようということになった。
先日の「つま恋」のあと、浜松で食べた「ひつまぶし」の写真をメールで送って自慢したことで、「バーバーくん」は「ひつまぶし」が気になってしょうがなかったらしく、TXの浅草駅ホームに漂うウナギを焼く匂いにつられるように、東京初! と看板にうたう「浅草うな鐵」へ入った。

浜松よりも値段は安く、生ワサビをすりおろして食べる「ひつまぶし」は、2、3人前用の桶があり、1人前で食べるよりも若干お得だ。
ウナギは東京風に一度蒸してから焼いたもので、「コジコジ師匠」お薦めの名古屋風の皮がパリッとしたものでなかったのがやや残念。
「ひつまぶし」初体験の２人も満足できたので幸いだった。


食事のあと、まだ時間がある「浅草の男・バーバーくん」の案内でしばし散策の「ひまつぶし」。
路地裏にいい感じの飲食店を発見したり、安い靴屋さんを教えてもらったりと、「ひまつぶし」を満喫する。
帰り道に「漫才協会」なんてのも発見。


「ひつまぶし」のあとの「ひまつぶし」にはちょうどいい街歩きだった。
TXのおかげで浅草はより身近になったので、これからはもっと気楽にひょいと出かけてこよう。
入ってみたい店や、食べてみたいものがたくさんあって困ってしまう。