April 13, 2006
ぶらぶら大山商店街
板橋区の大山にある「東京都老人医療センター」へ、2時半の予約の10分ほど前に到着した。どうせ1時間やそこら充分に待たされる筈だが、受付で聞いてみると4人ほど前に待っているとのこと。
1人30分として4人だから120分、2時間待つのを覚悟しなきゃならない。
先日ばあさんが入院して検査した結果と、地元の病院に切り替えてもらうための紹介状をもらうためなので、これが最後と思って我慢するか。
しかし、無為に2時間過すのは性分ではないので、ラジオの中継などでもよく登場する「ハッピーロード大山」商店街とその周辺を散策することにした。
歩いてすぐ謎の店を発見。「竹田君」てなによ。
近づいてみると携帯電話ショップだった。(小1時間歩いて商店街の外れで、「竹田君」と連携するスナックを発見。どっちかで安いよと名前をいえば相互に割引されるらしい)
続いて「秩父屋酒店」に潜入。
泡盛とか「伊左美」などのプレミアム焼酎を、瓶から量り売りしてくれる侮れない店だ。
ただし、お店の人の愛想はなかった。
川越街道とぶつかる終点まで来て、ようやく以前に営業で来たことがあると気づいた。
お勤め人時代に、カバンに図面やら見積りや書類を詰め込み、ネクタイを締めて汗を拭き拭き歩いた記憶が甦った。
しかし、今は何のストレスもない適当な街歩きオヤジだ。
ゆったりと、時間の制約もなく、無責任にあちこち見て回れる。
駅を利用した記憶がないので、ここまで車で来たのだろう。
昼飯を食べた中華屋さんは認識できるが、10数年前とはさすがに変わっているようで、まったく土地勘がなくなっている。
川越街道の向かい側、立ち入り禁止みたいな「喜楽街」は魔窟と化していた。
もし数年後に老人の仲間入りをして病院のお世話になっても、周辺の飲み屋さんをチェクしておけば、安心な入院ライフが過せる。
その期待に応える「大山商店街」なのだ。
そそる名前の飲み屋さんが点在する。
「東京ヤミツキ酒場」の上には「北海から来た男」というハシゴしたいお店がかさなり、路地裏には、「カルバー祭(大五郎)」という、どっちが店名だかわからないようなすばらしいお店もある。
だが、下北沢のようにギュッと凝縮されたような街にある飲み屋さんを端から端までチェックするのは、「東京蟒蛇倶楽部」のメンバーが一丸となるなら、金と時間の制約がなければたった4日間で可能だろう。
それほど行動範囲は狭い地域に密集しているのが、この街の魅力なんだろう。
アーケードの街並から外れ、公共施設のある一帯を過ぎ、高速の陸橋が分断するところを折り返して、散策を続けることしばし、ついにお土産を買う店を発見。
「富珍餃子」の店。
人の良さそうな親父がせっせと作る完全手作りの餃子。
20個ばかりテイクアウトした。
意気揚々と引き上げる途上、「ガマン売ります」のポスターに足を止める。
ジェット・リーも真っ青「健武館」だ。
ムキムキアオスジのお兄さんに写真を撮っている姿を睨まれ、そんなマッチョのガマンは買えないオヤジは、早々に退散した。
ナルちゃんの夢をみろよ!と、早足で病院まで戻った。
眠た顔の大先生の診察はわずか15分で70円というお値段。
もう当分ここには来ないだろう。
だが、「病院の多い地域には飲み屋も多い」理論は成り立つのか、いずれ検証してやる。
大山商店街、飲んだくれたい街並であった。
14:03:00 |
mogmas |
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おちょこくんの逆襲
人が気持ちよくアルツの里を彷徨っているところを、携帯でこっそり撮影しおって。「おちょこくん」たら、油断も隙もありゃしない。
何度も言いますが、水を飲んでいるわけじゃないんだから。
いいでしょ、たまには。
正座して正しく羽目をはずしているじゃないか・・・。
あんなことやこんなことだって、いいじゃあ〜りませんか。
くどいようだけど、水を飲んでいるんじゃないの。
だって、こんなヤツもいるんですよ。
あまりやりすぎて、お灸をすえられちゃいます。
反省しなさい。
ね、正しい大人の夜が、正しくべろべろになっていくのであります。
そして翌朝はみんな自己反省するからいいのです。
それが正しい蟒蛇の生き方なのです。
おしまい。
10:58:00 |
mogmas |
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