June 03, 2006

バリアレス・ハートギャラリー

羽田空港・北ウイング。画像の表示
傷心のオヤジは何もかも捨ててここから旅立つのです・・・、って、いい歳してなにいっちゃっててんだろね、まったく。

家族そろって車で出かけてきたわけは、空港第1ターミナルビルの6階に、小僧の描いた絵が展示されているというので見に来たのだ。
「バリアレス・ハートギャラリー」というこの展覧会は、物理的な障害を解消する「バリアフリー」構想をもう一歩進め、人々が持つ心の壁を取り除く「バリアレス・ハート」という考えを実践するためにおこなっている活動のひとつで、NPOの設立に向かい今回で10回目の開催になるという。

小僧は高校から養護学校に通い、卒業して福祉作業所で働いているが、卒業後も希望者には絵画教室を開いてくれたり、なにかとイベントを実施してくれていた。
そこで描いた絵を、養護学校の他の生徒の絵と共に、面倒を見てくれた先生が今回推薦してくれたのだ。
展覧会では、健常者の絵も障害者の絵も分け隔てなく展示してあった。
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小僧画伯の絵のタイトルは「カニ」。
ど真ん中に名前を入れちゃっているのはご愛嬌。
誇らし気な小僧は「今度いつカニ食う?」と、そっちの方が気になる様子。
そんなわけで、空港のレストランで食べたのはカニコロッケと海老フライなどの盛り合わせの「ミックス・フライランチ」。


16:01:49 | mogmas | | TrackBacks