February 18, 2007

増殖する「ヨウコリン」

  
実は「ヨウコリン」は、1人ではない。
それどころか、最近とみに増加しているようなのだ。
国立「ヨウコリン」観測所の尾谷路博士の統計によると、一昨年までは減少傾向だった「ヨウコリン」が、今年は暖冬の影響か、確実にその勢力を伸ばしているそうだ。

当店の定点観測で確認された「ヨウコリン」は、今のところ6体であるが、未だ正体を明かさない「ヨウコリン」は、あと4体はいると推測される。
が、周知の通り、齢40を越えた個体は「ヨウコリン」として認知されないので、当然それは除いている。

「ヨウコリン」いじりの権威で床屋大学の場亜羽阿博士は、増殖する「ヨウコリン」に早くから気づき、その分類法を考案して実践している。
だが、分類法といってもいたって簡単だ。
特別な知識がなくても誰でもできるので、以下の手順で試してもらいたい。

1、「ヨウコリン」確認。
2、軽い話題で出現地点、もしくは生息地を聞き出す。
3、ニンマリして携帯や手帳に「東京ヨウコリン」「長野ヨウコリン」「仙台ヨウコリン」と振り分けて記しておく。

以上である。
このわかりやすい分類法で、場亜羽阿博士は都合の悪い時の電話、メールを無視するという断固たる態度をとれるわけである。

ちなみに「ヨウコリン」は、「コリン星系」の「ユウコリン」の亜種の1つであり、「ユウコリン」はハイレグなどのセクシー系の水着やランジェリーを得意とするのに対し、「ヨウコリン」は競泳用水着と「肩上げ」を得意としている。
「コリン星系」には他にも「レイコリン」「キョウコリン」「セイコリン」などの種が生息しているが、いずれも共通点は「天然ボケ」だ。
いずれにしても「コリン種」の生存期間は短いので、消費期限を確かめた上で確実に突っ込みを入れることが肝心だ。
今後「ヨウコリン」がどのように増殖し続けるかは予断を許さないが、早期発見と正しい取り扱いを学び、少しでも実りある笑いを満喫してもらいたいと考えている。

尚、「ヨウコリン」についての相談や注意事項は、場亜羽阿博士がボランティアで24時間サポートしている。
費用は、食料品や酒などの現物でも受け付けてくれるので、若者やお年寄りでも安心だ。
困ったときはフリーダイアル・0120-アサクサ-カリカリまで。


14:50:24 | mogmas | | TrackBacks