March 30, 2007

パゴタと大仏

  
桜の花の間からフト見ると、高台の上に異国情緒な感じの塔が見えた。
今まで何十回とここには来ているが、意識したのは今日はじめてだった。
                     パゴタと大仏
パゴタ
パゴタ posted by (C)084-jan

説明書きによれば、このパゴタ(仏塔)は高さ15メートルで、昭和42年に上野観光連盟が上野公園の名所の1つとするために建設したものだそうで、内部には薬師如来を中央に、左に月光菩薩、右に日光菩薩が安置されている。
なんで、上野にパゴタ ?  上野はパンダだろう ?  西郷さんもビックリだ。

もうひとつビックリは、パゴタの隣りに大仏の顔がで〜んと鎮座ましましていたことだ。

大仏の顔
大仏の顔 posted by (C)084-jan

またまた説明書きによると、最初の大仏は寛永8年(1631)造立されたが、その後地震や火事などで何度も倒壊したり頭部がもげたりと災難続きで、大正12年の関東大震災で頭部が落下、第二次大戦の金属供出令により、体と脚を国へ供出したため、面部のみがレリーフ状に奉安されたということだ。
でも現在は「合格大佛」として、絵馬が奉納されたりしていた。
よかったね、大仏さん。

上野も、まだまだ知らないことが多すぎる。
不忍池のカモだって、名前のわかるのはマガモぐらいで、あと数種類のカモなんて、聞いたこともない名前だ。
植物にも疎いし、鳥にも疎いカモ。

りっぱカモ
りっぱカモ posted by (C)084-jan

「カモ鍋にしたら、美味いカモ」
「お前みたいなオヤジには、捕まらないカモ」
「カモね・・・」


12:19:48 | mogmas | | TrackBacks