March 06, 2007
アマリリス
約2ヶ月前の1月11日の夜、Cちゃんの「スチャラカ旦那」から1つの鉢植えをもらった。
白いプラスチックの容器に入ったその植物が、なんのどういう花が咲くのか、まったく興味がなかった。
オヤジの数少ないの弱点の1つに、植物に疎いということがある。
食べる植物は、それでもなんとか調理前の自然の姿を把握してはいるが、観賞用の綺麗な花の名前などはほとんど理解していない。
チューリップと紫陽花と薔薇ぐらいならわかるし、桜と梅と杏の花の違いぐらいはわかるが、松田聖子の「赤いスイートピー」はなんとなく歌えても、咲き乱れる花の中からスイートピーがどれかと尋ねられても、当てずっぽうにしか答えられない。
「スチャラカ旦那」の鉢植えを家に持って帰ると、日がな1日家の中で何することもなく過しているばあさんが、全面的にその世話をすることになった。
陽当たりのいい窓辺に置かれた鉢植えは、やがて葉っぱがヒョロヒョロと出てきて、
別段気にしていたわけでもなかったが、日に日に育っているようだった。
2月6日にばあさんの姉が亡くなり、バタバタとして、鉢植えのことはまったく視界から遠ざかっていた。
つい一週間前ぐらいから、葉っぱと茎がやけに長く伸びていることに気づき、さすがのオヤジも“このままではコケるんじゃないの ? ”と口に出すほどに成長していた。
もう高さは60センチほどもあり、どこまで伸びるのか、いつ咲くのかと思っていたら、昨日からの暖かさのせいか、今朝花が咲いていた。
アマリリス posted by (C)084-jan
アマリリス-花 posted by (C)084-jan
あや〜、「スチャラカ旦那」からの頂き物とは思えない。
リッパではあーりませんか。
人も植物もよく世話を焼くと、こんなに見事に成長するものなのですな。
ね、Cちゃん。
うかつにもこの花が咲いてから、ようやく花の名前が「アマリリス」だとかあちゃんから教えられた。
今度の水曜日に、お彼岸前に墓参りに行ってしまおうかなんて話していたが、「アマリリス」は偶然にもヒガンバナ科なのだそうだ。
そして、「ナイトスターリリー」というグッときちゃう別名もあるらしい。
いやいや、「スチャラカ旦那」のおかげで、また1つ苦手分野で賢くなってしまった。
14:06:07 |
mogmas |
|
TrackBacks