May 06, 2007

あてててて、て・・・

  
「南こうせつ」のコンサートの後、ちょいと一杯を求めて我々4人は歩きだした。
連休の夜だし、閉まっているところが多いのではないかと思ったら、さすが天下の銀座、人も多いし店も鋭意盛業中だ。

うれしくなってキョロキョロお上りさんでいたら、歩道の低い段差を踏み外し、ものの見事にひっくり返ってしまった。
宝塚劇場の真ん前。
「植木等」や「加藤茶」がこのオヤジの“パフォーマンス”を見ていたら、「弟子にしてやろう」といわれそうなぐらい完璧な“コケ”ぶりだ。
けっして、酒に酔って足がもつれたのではない。
いい気持ちちゃんだったのは間違いないが、まだ「ヒトリモン」先生よりは確かだ。
しかし、すぐに起き上がったものの、足を捻ったおかげで痛タのタ、だ。
「大丈夫すか ? 」
と言う「コジコジ師匠」に、
「へいき、へいき」とへらへらしながら、ガード下に沖縄チックな店を発見して入った。

さすが銀座。
酒の値段が高い、高い。
まだリュックに少しだけ残っている泡盛を取り出して、これ見よがしに飲んでやろうかと思うぐらい高ピーな価格設定だ。
でもまだ理性は飛んでいないので、取りあえず値段の安い泡盛を選び、テキトウにつまみをたのんで乾杯し、次回は来年1月の武道館公演に行こうという話で盛上がった。
そろそろ看板という店を出て、仕上げにメタボに拍車をかけるようなラーメンをすすり、「コジコジ師匠」と別れ、千代田線で千住へ戻った。

「ひとりで帰れる」
と言う「ヒトリモン」を見送り、かあちゃんと家へ歩き出すと、「強がりの愚か者め」と痛めた足が悲鳴を上げた。
ぎこちない足取りでゆっくり歩き、なんとか家にたどり着くと、リュックをおっ放り出して靴下を脱ぎ、足の様子を見た。
幸い腫れても変色してもいなかった。
湿布を貼り、サポーターをつけて、気絶するように寝た。

10年のイベントが控えているというのに、なんと不注意な。
長年の“傷だらけの人生”の経験から、全治2週間ほどと見た。
まあ仕事には差し支えないだろう。
あぶない、あぶない・・・。


15:30:05 | mogmas | | TrackBacks