June 04, 2007

昼下がりのヘビ騒動

  
6月3日午後2時頃、足立区柳原「千草園」付近の民家の花壇に、巨大なヘビがいるとの通報を受けて、千住警察署の巡査が2名急行した。
植え込みのかげに何かが蠢いているのを確認。

おまわりさんが網持って ?
おまわりさんが網持って ? posted by (C)084-jan

若干へっぴり腰気味だが、相手はただの下町のヘビだ。
銃をぶっ放すわけではないから、恐れず職務を遂行するのだ。

4人がかりで何するの ?
4人がかりで何するの ? posted by (C)084-jan

やがて、さらに応援の警察官がパトカーで到着。
時ならぬ捕り物に、付近の住民も不安げな面持ちで遠巻きにしている中、4人の警官が獲物を追い込む。

アオダイショウ捕獲
アオダイショウ捕獲 posted by (C)084-jan

いかにも場慣れした感じの警官が、網なんぞいらないとばかりに、素手でむんずと捕らまえた。
捕らえられたのは、体長およそ1.2メートルほどのアオダイショウ。
マムシでなければ大丈夫。
こいつらは毒はないし、人様の敵ではない。
「千草園」には餌になる大きなカエルも棲息しているし、昼行性のコイツらは陽気のいい日曜日、ちょいとお散歩しているだけだったのだろう。
恨めしげにウネウネと身体を揺らし、
「純、蛍ぅ〜、とうさんは悪くねぇんだよぉ。若大将ぅ、なんとかしてくれよぉ」
とつぶやいているようだった。

哀れゴミ袋の中へ
哀れゴミ袋の中へ posted by (C)084-jan

哀れゴミ袋の中へ入れられてしまった田中邦衛、じゃなくて、黒板五郎、じゃなくて、若、いや、青大将は、どこへ連行されてしまうのだろうか。
蒲焼きにしても美味くないよ。

千住警察に留置された青大将は、素行不良と判断され網走刑務所送致される。
脱皮を何度も繰り返し、舌をチロチロ出しながら、背中に青みがかった縦縞模様を持つ蛇の道は蛇に成長して出所すると、北の大地に丸太小屋を立て、ジュンとネネ、じゃなくてホタルという子供をもうけ、年老いて真っ白なアルピナになるまで幸せに暮らしましたとサ。

以上、現場からスネーク・ヘッド・オヤジリポーターがお伝えしました。

11:49:00 | mogmas | | TrackBacks