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7の日

　　
『2007年の7月7日の7づくしにちなんで、都内でウルトラセブンの放送開始４０周年記念イベント「ウルトラセブン大賞」の授賞式が開かれ、モロボシダンこと「森次晃嗣」（64歳）と友里アンヌ隊員こと「ひし美ゆり子」（60歳）が登場し、思い出に残るセブンの敵が募集され、大賞および最優秀宇宙人にメトロン星人、最優秀怪獣にはエレキングが選ばれた』ということだ。

ガガ〜ン !! ア、アンヌ隊員がろ、ろくじゅっさーい ! とな・・・。
昭和42年の放送開始時に20歳のピッチピチだったアンヌ隊員も、もはやおばあちゃんになってしまった。
ショックだ・・・。

しかし、なぜメトロン星人が大賞・最優秀宇宙人なんだろう ?
この宇宙人は人間に変身し、北川町という工場地帯のアパートをアジトにして、タバコの自販機に「宇宙けし」から採取した赤い結晶体を仕込んだタバコを入れ、それを吸った人間を発狂させて暴れさせるという、地域限定のせこい侵略活動を行った。
セブン＝ダンとアパートのちゃぶ台を挟んで対話するシーンが有名だが、空中飛行と巨大化能力以外たいした技もなく、セブンのアイスラッガーとエメリウム光線によって倒されてしまうのだ。
『今回40年ぶりに、ちゃぶ台を挟んで語り合う名シーンを再現して握手。４０年目の歴史的和解を実現させた』んだってさ。
「宇宙けし」のタバコを吸って「目がトロ〜ン」となってしまうからメトロン星人というのではないと思う。
オヤジ所蔵のコレクションの中にも、勿論ある。
もう、デザインが秀抜だ。ダッコして寝たいぐらい素敵。

ウルトラセブンの宇宙人といえば、最近店に来てくれた女性のパンツ（どうも女性のズボンをパンツというのには抵抗がある）を見てガッツ星人を思い出してしまった。
瞬時にガッツ星人のデザインが思い浮かぶところは、まだまだウルトラ現役ですな。

小僧に見せると「ソックリですねぇ! 」と大喜び。
彼女は頑なにメタピンクに変身するのを拒んでいる。

一方メタピンクに意欲的な女性・元祖「ヨウコリン」が、七夕だからと可愛らしい和菓子を持って来てくれた。
「天の川の想い」
彼女はメニューを哲学書のように真剣な眼差しで30分ほど読み、清水の舞台から飛び降りるような決意でお好み焼を注文する。
相変わらずのハイテンション＆天然であった。

彼女たちに幸多かれと、天の川銀河を飛び立つウルトラセブンなのである。
ジョワッ !!