February 17, 2008

ゾロ目街道


  
電気と設備と家具の直しがようやく終わって、本来ならこれでもうOKのはずだが、じつはまだ直し工事が入るという不始末。

厨房と店内を仕切るスイング扉が、取付けたばかりだというのに“ギィ〜、ギィ〜”と、まるで300年前のお化け屋敷のように耳障りに鳴る他に、細かい部分の建具の直しと、1階の天井の大部分のクロスの張替えが今週ある。
まったく嫌になる。

しかしまあ、もうデカイ脚立も台車も使うことはなさそうなので、車に積んで実家の倉庫に戻した。
そしてそのまま、ホームセンターへ買い出しに出かけた。



 【確率的にはものすごーく低いと思われる、ありそうでないような話】


日光街道を走っていたら、助手席の小僧がナンバー「6666」の車を目ざとく見つけた。
「うわぁ、オーメン車だ。つづいて7777のラッキーナンバーの車が走ってたりして」
と冗談まじりに言ってたら、車線を変更して前に割り込んできたワゴン車のナンバーが、なんと「7777」なのである。
なんという偶然。

「オイ、オイ、つぎは8888ってか。まさかね」
なんて言ったら、しばらくして後ろからググッと加速して横をすり抜けていったクーペのナンバーが、なんと「8888」なのである。
でぇへ〜っ、な、な、な、なんという偶然。
「そしたら今度は9999か5555のお出ましかい ? この道路は日光街道ならぬゾロ目街道かい ? 」

もう小僧と一緒になってゾロ目のナンバーを見つけようとキョロキョロ。
すると、4ケタ全部一緒ではないが、「5050」や「8686」なんて車が何台も街道を行き交っているのである。
まさにゾロ目街道だ。

「7777」のワゴンはずっと前を走り、そのままホームセンターの駐車場へ揃って入った。
すると駐車場にも「3131」やら「1010」の車が並んでいて、これはひょっとして何かあるのかもしれんと思い、ホームセンターの一角にある宝くじ売場へ直行した。
取りあえず、東京都の100円くじを10枚、小僧に選ばせて買った。
もしかして、災難続きのオヤジとモグランポを神様が哀れんで、幸運に気づけよとの思し召しかもしれない。
ムフフ、この偶然の一致に気づくかどうかが運命の分かれ道だったのかもしれん。

この先オヤジが妙に上機嫌で、丸くなっていたら、その時はどうぞ察してやってくださいまし。
新しいMac Book AirやiPod touchを愛用していたら、どうかそれも察してくださいまし。
ただし、おこぼれは期待しないで下さいまし。

人事を尽くして天命を待つ、なのだ。
  



22:58:14 | mogmas | | TrackBacks