May 22, 2008

旅の土産は・・・・

  
服を着ているより、裸の時間のほうが長いんじゃないかというほど、たっぷりお湯を頂き、深酒はせず12時前に寝て、翌6時半には起き、ちゃんと朝飯も食べ、温泉街を隅から隅まで歩き回って、顔は陽に焼け、じつになんとも健康的で寛げる旅であった。

帰りのバスに乗車する前までは・・・・・。
思い返すとその兆候はあった。
関係ないかもしれないが、命の次に大切なド老眼鏡が真っ二つに折れたのだ。
ホテルのフロントでセロテープを借りて応急処置をしたが、みっともないったらないし、イヤな予感がした。
次にやけに唇が乾くな、と昼頃に感じた。
それが帰りのバスに乗ったとたん、咳が出はじめ、電車に乗ってからはひっきりなしに咳き込み、上野へ着いた時には気分最悪になっていた。

湯冷めしたわけじゃない。
行動をともにしたかあちゃんも、小僧もばあさんも、疲れもなくすっかり浮き世の垢が取れたようで元気だ。
オヤジだけが、なんで ?

車の運転をしなくていい2泊3日の旅なんて、もう何年もしたことがなかったから、身体も心もラクチンなのは間違いない。
だが晴れ男のパワーを使い切ったところに、潜伏していた風邪のウイルスが目を覚まし、温泉で弛緩した身体を攻撃したのだろう。
旅に出る前に、だれか風邪っ引きに出会わなかったか ?
風邪の菌をもらった覚えはないか ?

ユンケルとともに風邪薬を飲み、11時には寝た。
途中一度も目覚めることなく、5時間寝られた。
5時間も寝られたのは久しぶりだ。
一度目覚めると咳はひっきりなしに出て、身体の節々が痛い。
喉の奥はまっ赤だ。
わずかだが熱もある。
イソジンでなんどもうがいをし、再びユンケル+風邪薬を飲んで横になった。

寝汗をべっとりかいて起きたのは11時。
まるで身体に力が入らない。
かあちゃんは仕込みに出かけたので、汗を拭いて着替えたが、ふくらはぎがつった。
咳き込み、ふくらはぎをさすって脂汗を流し、すっかり体力を消耗してしまった。
咳さえ出なければなんとかなるものを・・・・。

遊んだあとがこの始末では、なんとも情けないが、反省期のオヤジはもはや回復力も衰えているのだろう。
旅の土産は風邪っ引き。
とんだお粗末な展開になってしまった。


大変ごめんなさい。

以上のような理由で、本日臨時休業とさせて頂きます。

明日はなんとしても営業しますので、今夜はご容赦を・・・・・。





16:11:13 | mogmas | | TrackBacks