November 19, 2005

悪魔はふたたび

空想特撮シリーズ「ウルトラマン」第19話「悪魔はふたたび」より。
古代怪獣「アボラス」と「バニラ」は、3億5000年の眠りから覚め、再び戦うのである。

約1ヶ月の時を越え、横浜の地から我がモグランポへやって来た“悪魔”は、南海キャンディーズの山ちゃんのような格好で、覚悟を完了し、迎え撃つオヤジザウルスのお酒攻撃も平然と受けるのであった。

運悪くその場に居合わせた、M・M姉妹のお姉ちゃんと同僚のF〜ミンは、“悪魔”の怪気炎に当てられて、いつもより多くグラスを干すのであった。
だが、さすがにM・Mのお姉ちゃん、ピンポイントなボケ発言でオヤジ怪獣共を牽制するのだ。
そして「東京蟒蛇倶楽部」の「蟒蛇」は何て読むのか教えろと迫る。
オヤジですら読めても漢字は書けないのだから、若人が読めないのも無理はない。
ヒントを与える事にした。
最初は「う」です。
「うなぎ」「うなじ」「うるし」・・・、違う。
「う○○○」です。
「うすべに」「うるわし」「うぐいす」・・・、そんなに上品じゃない。
最後は「み」です。「う○○み」。
「うみうみ」「うしうみ」「うわずみ」・・・。
「うわずみ」。ああ、言い得て妙。
ちっとも澄んでなんかいないが、なんて薄っぺらな倶楽部なんだろう。またしてもM・Mのお姉ちゃんにかまされてしまった。
でも正解は
 「うわばみ」
です。
すると、「うわばみ」って何? と、きた。
うーん、若者よ、もっと世間を知りなさい。

「蟒蛇」とは、大蛇のこと。そして大酒飲みの喩え。
「東京蟒蛇倶楽部」の主神は「八岐大蛇」である。
ベロベロに酔って退治されたとしても、その体内には「アマノムラクモノツルギ」を宿しているのだ。
“下手に触るとケガするぜ”ということであります。
よし、ここまで聞いたら自動的に当倶楽部に入会しなければならないのだ。
覚悟は出来ているな、女子よ。
また、強制的に「日本混浴学会」への参加が義務づけられている。よいな?
すると、「いいよぉ。水着もっていこ」という。
甘い。
正しい入浴作法はタオル1本。前は隠すが尻隠さず、という基本を守ってもらおう。
同僚のF〜ミンは、この怪しい雰囲気に弱気な表情だ。
この後は「東京蟒蛇倶楽部」の幹部会である。
女子はお帰りになるがよい。またお目にかかろう、さらば。

幹部会は午前3時頃まで続いた。
夜は冷えるので、熱い蕎麦焼酎を飲み、蕎麦を喰らい、仕上げは“悪魔”の差し入れ、
画像の表示これですっかりおネムである。

画像の表示お返しにこちらを贈る。
“古い奴でござんす”。

そして、オヤジ怪獣共の雷のような鼾は、いつ果てるともなく続いたのである。

次回の「東京蟒蛇倶楽部」の開催は23日の水曜日である。

16:23:31 | mogmas | | TrackBacks