May 31, 2007

ターバン一葉

  
手先の器用な男「シゲちゃん」が、発注通り「ターバン一葉」を折ってくれた。
でもなんだか、ターバンというよりは、姉さんかぶりみたいで、大島のアンコさんという感じだ。

ターバン野口&ターバン一葉
ターバン野口&ターバン一葉 posted by (C)084-jan

「ターバン野口」と並べたら、さらに変な感じ。
島で生活する夫婦の、苦労がにじみ出た肖像に見える。
「じゃあお前、漁に行ってくるよ」
「ハイあんた、気をつけて」
てな会話が聞こえてきそうですな。

15:31:25 | mogmas | | TrackBacks

May 27, 2007

耳のデカイネズミが邪魔、で、あの男か ? ・・・

  
伊豆へ出かける前日、小僧は作業所のリクリエーションでディズニーシーへ行った。
ニコニコして帰ってくると、お土産の袋を突き出し
「これ、店に置いておいてください」
と言う。
「中身はなんなの?」
と尋ねると、
「ビールのグラスです」
「何個入ってるの?」
「1個」
「1個?じゃあ、誰かにあげようと思って買ってきたの?」
「・・・・・」
「先生?」
「・・・・・」
「バーバーくん?」
「・・・・・」
「バーバーくんなの?」
「ひみつ!」
「ひみつじゃ、困ったな。オヤジが使ってもいいの?」
「いいです。使ってください」
と言い残し、逃げるように出ていってしまった。

伊豆から戻って、そのグラスでビールを飲んだ。
なかなかわるくないのだが、ちょうど下唇があたる辺りに、あのネズミのデザインが彫ってあり、デカイ耳のところがザラッとして飲み口を損ねているのだ。

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まったく、よけいなことをしやがって。
ネズミ舐めながらビールは、どうよ。
ウォルトが生きていたら、この商品化には“マッタ”がかかったかもしれないじゃないか。
でもせっかく小僧が買ってきてくれたグラスだから、ネズミをよけながらビールを飲み干した。

翌日。
ふと思い立って、小僧にもう一度聞いてみた。
「あのビールグラス、ほんとうはだれに使ってほしかったの ? 」
「・・・・」
「バーバーくん、でしょ ? 」
「うん」
やっぱり。
うーん、恐るべしバーバーマジック。
先生やオヤジを差しおいて、ビールグラスにまで支配を及ぼしたか。
小僧を手なずけるなんて、なんという隠し技。

もう、オヤジは拗ねちゃう。
いいもーんだ。
バーバーがビールグラスを使いたかったら、あげちゃうもーんだ。
洗剤でも落ちないくらい、オヤジ汁をグラスにつけてからあげてやる。
とっとと取りに来やがれ !
うぇーん・・・。


01:37:50 | mogmas | | TrackBacks

May 26, 2007

友あり、遠方より来りて、オヤジを愚弄ス

  
えー、今回はとても個人的な内容で、非常に口汚い言葉や意味不明の言葉が出てきますので、ご不快に思われる方はお読みにならないようお願い申し上げます。
また、今回の発言は、いっさい訂正も削除もしませんし、文句があるならコソコソ見てないで直に言え、と、予め申し添えます。
では〜〜〜〜〜〜〜。

なんだよ、ビョシオ ! こまめにチェックしてんなよ。
ヘラヘラしやがって、このテンジョウ野郎め。
堂ヶ島行って、悪いんかよ。
どうせオイラはジャンのときゃ事務ですよ。
そういうアンタだって“爆笑太田”みてぇな顔して、ビザリの泡吹き涎男じゃねぇの。

まったく、赤ら顔で面長の“ズラデカ”みたいな顔して、オメェらだけいい気持ちちゃんでようございましたね。
今度は最初から誘っていただきたいもんですね、と。
だいたいもう半世紀も生きているのに、まいどまいどおんなじションベンみたいなことばっかり言いやがってサ、へいへいオイラは30年前から病んでますよときたもんだ。
アンタの「水道管破裂」事件だって、「カツラ」の件だって、若気の至りで笑い話ですんでよかったじゃないの。

なんだよ、ビョシオに引きずられてチェックなんてしなくていいんだよ。
いろいろおありのようで、楽しそうでなによりだ。
円形も治ってようございましたね。
アンタが白いスーツに牌を持って、♪ ナィット フィーバー ナイト フィーバー ♪でスカしているフィルムはちゃんとオイラが押さえてるんだからね。
なにかの際には全世界に公開してやるぜ、ての。
それから、生卵は自分で割れっての。

アンタらもいいおっさんなんだからさ、手ぶらってのもないんじゃねぇの。
おめでとなんて言うなら、せめてご機嫌ちゃんになれるもんでも持ってこいっての。
ションベンな話は、オイラが酔っぱらったときにしてくれってんだ。
朝まではカンベンなんて、なっさけねぇおっさんたちだな。
どうせオイラは、アンタらが飽きてお眠になった頃に、大三元字一色なんてやってしまう厄介者ですよーだ。
毛がねーから、ケガなくてよかったねってなもんだ、コノヤロー。
つまらねぇ顔見せにきてくれて、ありがとよ。
せいぜい長生きしてくれや。
あっそう、あと6年ね。
ハイハイ、縁があったら遊んでくれや。
あばよっ !



16:12:01 | mogmas | | TrackBacks

May 25, 2007

ラン、蘭、らんの里

  
堂ヶ島の「加山雄三ミュージアム」の奥に、「らんの里」というのがある。
あまりこの手の施設に期待していなかったのだが、入園してみてぶったまげた。
一山まるごと植物の楽園、広大な敷地に建つ秘密の研究所みたいなコンクリート打ちっぱなしの建物の内部には、世界各地の約400属・8400種ものランが咲き乱れ、長い長いエスカレーターやエレベーター完備で、山の頂上まで年寄りでも容易にたどり着ける。

らんの里
らんの里 posted by (C)084-jan

頂上からは堂ヶ島の海が一望でき、吊り橋を渡り、お花畑を見ながら下ってゆける。
しかし、年寄りのために途中から車で下まで連れて行ってくれるので、行きはよいよい、帰りは怖い、という心配もない。
ここで働いている人はみな親切で、気軽に声をかけてくれて、実に感じがいい。
山から下りてくると、温・冷両方のおしぼりが用意されていて、汗を拭いて一服できるというわけだ。
入園料・大人1300円は決して高くないばかりか、よくこの広々とした施設を管理していると感心した。
一見の価値ありだ。
以下、様々なランと変わったもの。

ランの里にて5
ランの里にて5 posted by (C)084-jan

ランの里にて1
ランの里にて1 posted by (C)084-jan

ランの里にて10
ランの里にて10 posted by (C)084-jan

ランの里にて9
ランの里にて9 posted by (C)084-jan

ランの里にて7
ランの里にて7 posted by (C)084-jan

ランの里にて1
ランの里にて1 posted by (C)084-jan

ランの里にて2
ランの里にて2 posted by (C)084-jan

ランの里にて5
ランの里にて5 posted by (C)084-jan

ランの里にて8
ランの里にて8 posted by (C)084-jan

猛禽類を思わせる脚と、ラプトルのカギ爪のような鋭い嘴。
一見愛嬌者のようでも、気軽に腕になんて止まらせられない。
「おはよう」とも「キューちゃん」ともしゃべらなかった。
一生懸命裏声で話しかけたオヤジがバカみたいだった。

16:24:22 | mogmas | | TrackBacks

May 23, 2007

金を落としたぁぁぁぁぁぁ!


ふと財布を覗いてみたら、
ないっ !

虎の子の、非常用の、大事なお金がない。

もともと財布と頭の中は軽いのだが、それでも何かの際には(ヘベレケになって有り金叩いてしまったような時に)、これだけあれば何とかなるだろう緊急避難用の金を財布の奥に仕舞い込んでいたのだ。
それは、「バーバーくん」の後輩でモミモミの上手い「シゲちゃん」に作ってもらった「ターバン野口」だ。

ターバン・野口
ターバン・野口 posted by (C)084-jan

きっとお札を出す時に、知らずに出てきて落としてしまったのだろう。
とても気に入っていた「ターバン野口」だったので、また一つ運が逃げていってしまったような、情けない気持ちになってしまった。

最近は「ターバン野口」の本も出ているらしく、アロハやカネゴンなんかもバリエーションに加わっているそうな。
「シゲちゃん」は仕事柄手先が器用なのだろう、ちょっと前に早速それらを折って見せてくれた。
アロハは可愛らしくまた作ってもらいたかったが、カネゴンはオヤジの思い入れが強いのでイマイチで、今後の練習の成果に期待したい。

念のため財布の中身を全部取り出して、逆さに振ってみても「ターバン野口」は出てこなかった。
また「シゲちゃん」に作ってもらわないとなぁ・・・。
と考えていたら、思いが通じたのだろうか、「三社祭」の片付けを済ませて、いい感じで酔っぱらった「バーバー・トリオ」が現れた。
そして、器用な男「シゲちゃん」から、よりシャープな顔立ちになった「ターバン野口」をもらい、めでたく財布に収納したのだった。

改めて「シゲちゃん」に発注。
アロハとカネゴンと「ターバン一葉」をお願いします。(ターバン諭吉は恐れ多い)
もちろん材料は支給いたします。
あと、生ビール付きネ。
よろしく。



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