January 19, 2006

パスは3回までにすべし

普段黙っていられない人が口が重いとか、出たがりで目立ちたがり屋なのに神妙な顔でおとなしくしている時は、絶対に何かあるわけで、今更別の顔を作っても誰も信じないでしょう。
でもそれが事前にわかっていながら、たいした作戦もたてられず、いざその場になって狼狽える連中は、茶番劇をさらに増長させる大根役者だよなぁ。
「オジマ」ッチの証人喚問のことだ。

じれったいから勝手にルールを作ちゃおう。
まず、質疑応答のときに立ったり座ったり、手を挙げて答弁するなんてかったるいことはやめましょう。
時間の無駄ですもの。
証人は滑り台状の椅子に座らされ、両手に白い手袋をはめてしっかり台の端を握りしめる。
両足には靴は穿かせません。
大の大人の公衆の面前での靴下裸足は、とてもお間抜けで弱々しく見えるので。
大相撲の時に土俵に上がった小泉総理の、靴下にスリッパ姿の格好悪かったことといったら・・・。

質疑応答の際の敬称は省き、クイズ番組の司会者のように簡潔明瞭に質問をすること。(みのもんたのクイズミリオネアのようなノリもいいかも)
証人はパス3回まで。
パスしたり、はぐらかすような答え=「記憶にございません」をしたときは、椅子がグイッと上がる。
「オジマ」ッチの場合だったら、どんどん台が上がり、必死にしがみついてもしまいには滑り落ちてしまっただろう。

落ちた先には風船なんかはなく、冷水、熱湯、白粉、泥、鼠捕り、等々、たけし軍団のネタのようなものが用意され、さらにマスコミのカメラの放列と事件に係わった人々が待ち構える。
こうなりゃ証人だってのらりくらりとは答弁できまいて。
付き添いの弁護士にすがる場合もパスと見なされ、容赦なく椅子が上がる。

その様子は実況中継入りで公開され、双方向通信で視聴者と結び、即時に意見や情報を求められるようになっていて、それに基づいた質問もバシバシ行われるようになる。
刑事訴追の手間も省けていいでしょう。
きっと視聴率も上がるぞぅ。
こうやってほしいなぁ。

病院でこの茶番中継を見ていて、血圧が上がってしまった。
それにしても、傍らで一生懸命速記する女性は必要なんだろうか。
あんな中身のないことや、繰り返しの戯言を書き留めることにむなしさを感じないのだろうか。
知らない人が見ても何のこっちゃかわからない速記は、今の時代本当に必要なのだろうか。
ご苦労なことだが・・・。

15:10:48 | mogmas | | TrackBacks