January 09, 2006

連日連夜の蟒蛇まつり

大変うれしくありがたいことですが、新年開けてこれほど盛上がった年はかつてないことだ。
毎晩ベロベロちゃんの「蟒蛇」が誕生して、ほとんど飲み屋さん状態のモグランポなのである。

今宵の口開けは、3夜連続で皆勤賞もののCちゃん夫妻と、Cちゃんの友達のSさん夫妻(旦那さんはスチャラカ2号と呼んでほしいらしい)。
Sさん夫妻は和柄が大好きで、2人揃ってお雛様のようなコーディネートがよく似合う。
一見おしゃれな2人なのだが、スチャラカ2号の旦那さんは毎年初っぱなから笑わしてくれるお茶目な人なのだ。
本人の了解のもと、オバカ写真を公開してしまうのだ。
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今年も年賀状「オバカ大賞」はあなたに決定です!!

口開けから最後まで、この夜のCちゃんは実によく喋った。
この3日間で彼女の喋った量は、普通の人の1年間分に相当するのではないかと思うぐらい。
まあ、それだけ仲がいいお友達ってことなんでしょうな。

次に仕事が早く終わった「バーバー」くんと「フリッパー」くんがやって来た。
「天草」のボトルを空け、「仁風」を新たに入れて飲む、飲む。
酔うほどに口が軽くなり、「タンポポ」の一件では負けたが、「イルカ」と「ジンタクロース」ではオヤジに勝っていると自慢する。
まったく身の程を知らない若造だ。
将来楽しみなオヤジ候補である。
あとから参戦した2夜連続でご来店の「ミカ」ちゃんと、「ツッチー」旦那に酒を振るまい、いい調子だったが、ろれつも回らない口で、唾のしぶきを飛ばしながら喋る様はまさにオヤジだ。
やがてついに限界点が見えた「バーバー」くんは、自転車に乗るのも覚束ないほどの「フリッパー」くんを従えて、ふらふらと帰っていった。
フフン、明日は素敵な休日になるに違いない。

「バーバー」くんが帰ると、それまで平気の振りをしていた「ツッチー」旦那がヘロヘロになった。
新妻「ミカ」ちゃんもはじめてというくらい、お眠ちゃんの酔っぱらいの出来上がりだ。
口では「最後の砦」へ連れて行けというものの、もはや何の役にも立たない木偶の坊なのである。
もうすこし修行すれば「ヒトリモン」並になりそうな千鳥足で、それでも強がりを言いながら、「ミカ」ちゃんに連行されて帰っていった。
フフフン、お主も明日は素敵な休日になるであろう。
くれぐれも酒臭い息で愛妻に迫ってはならぬ。

さてさて、みなさんがお帰りなって寂しく泣くのは腹の虫だ。
例の場所でサクッとつまんで行くことにする。
かあちゃんは今夜は着物を着ているので、「最後の砦」のマスターに見せびらかしてやろうと思ったのだ。
案の定鼻の下を長くして、「明日の成人式の予行練習?」などと見え透いたお世辞を言ってくれた。
お返しに、残っていた「神の河」の中身を全部飲干してやった。
実に幸せな夜だ。

そして家に帰り、パソコンの前でマウスを握りしめて眠ってしまった。
目覚めたのは朝4時でありました。
素敵な休日だぜ・・・。

15:50:58 | mogmas | | TrackBacks

「蟒蛇」新規会員獲得

2006年の初日はCちゃん夫婦で幕を開け、酔いつぶれた「ヒトリモン」を担いで家まで送り届けることで終わった。
その間、今やオヤジの周辺では貴重な存在の「林檎」使いの「不〜二子ちゃ〜ん」カップルが、「ヒトリモン」の泡盛の洗礼を受け「東京蟒蛇倶楽部」に強引に名を連ねた。
「不〜二子ちゃ〜ん」カップルの彼氏は、かあちゃんと同郷の肥後モッコスで、焼酎をストレートで飲み続ける強者。
でも「不〜二子ちゃ〜ん」もオヤジも、彼氏のバーチカルリミットをもはや知っているので、怪しくなる兆候は見逃さないのだ。
今後様々な伝説を作ってくれることを期待したい。

翌日、Aさんお持たせの作州・岡山の「自然薯」焼酎を味見していい感じになっているところへ、Cちゃん夫婦が2日続けてご来店。
続いて久しぶりに、スコットランドの「ジョニー」さんと頼もしき通訳の「ピカ」ちゃんカップルがご来店。
更に、なんと車に轢かれて踝を骨折して松葉杖をついた梅博士の「ウメ」さんカップルと、M&M姉妹のお姉ちゃん「ミカ」ちゃんがご来店。
いやが上にも盛り上がるカウンターなのである。

様々な話題が飛び交う中、オヤジの目から鱗を落としたネタは、
「南高梅」の由来と、なぜか「ウンコ」の話。

梅博士の「ウメ」さんによると、和歌山の「南部高校」の理科の先生が熱心に梅の品種改良を試み、ついに念願の理想の梅を生み出した。
この梅から良質の梅干しが誕生し、今やブランド品種となった「南高梅」となったのである。
つまり「南部高校」の梅だから、略して「南高梅」という訳だそうだ。
目から鱗だ。
しかし生みの親の理科の先生は、それで私服を肥やすことはなく、地元のために尽くしたそうだ。
立派な先生だ。ねっ、「ヒトリモン」。

どこでどうオバカな話になるかわかったもんじゃない、酔っぱらい話。
まずは「蟒蛇」の意味を「ジョニー」さんに説明しなければならない。
「ビッグスネーク」?「モンスタースネーク」?「ドラゴンスネーク」?「ドランクドラゴン」?
まあ、この酔っぱらいの面々を見ればわかろうてものだ。
で、なぜか「ウンコ」は英語でなんて言うのか、ということになり、「ハリーポッター」の国、キングズイングリッシュの本場ではなんて言うのかと言えば、幼児言葉で「プー・POO」といことがわかった。
他にも「Shit」「Crap」「No.2」「log」「sctte」などがあり、大人と子供で使い分けているそうだ。
シャイな「ジョニー」さんは、酔っぱらいの日本人のこんな恥知らずな質問に、はにかんで答えるのである。
恥知らずな日本人代表「熊のプーさん」好きなCちゃんは、もう恥ずかしくて「プーさん」なんて言えない、なんて似合わないことを言うのであるが。曲り形にも飲食店のメインのカウンターで、一同平気で「ウンコ」「ウンコ」と連発するのだ。
こんなお好み焼屋ってどうよ、と思いながらも、けっこう面白く和やかに時は過ぎるのである。
この雰囲気にのまれ、女性は無条件に会員になれる「東京蟒蛇倶楽部」は、この夜多数の会員を確保したのである。
それにしても、なかなか今年は濃い一年になりそうだ。


09:32:00 | mogmas | | TrackBacks