November 01, 2006

ぼくらの小松崎茂展


大手町の逓信博物館で開催中の特別展「ぼくらの小松崎茂展」を見てきた。

かつて60円だった「少年マガジン」や「少年サンデー」の、未来都市や宇宙冒険の挿し絵に心躍らしたことのある世代、「少年ケニア」や「密林の冒険児」などの絵物語にワクワクした人、プラモデルの箱に描かれたかっこいい戦艦やスーパー・メカを組み立てたくて仕方なかった覚えがある人、「地球防衛軍」や「海底軍艦」の名シーンを記憶している昭和のよい子たちなら、絶対に感動できること受けあいだ。

12月3日までやっているから、かつての少年・少女はもれなく行くべし!

サンダーバードや戦艦大和の原画、モゲラを向かい打つ「マーカライト・ファーブ」のジオラマなど、よい子の血湧き肉踊る興奮が蘇ります。

憧れた21世紀は、小松崎画伯の描いたかっちょいい夢に溢れた世界ではないけれど、侵略する異星人はまだ現れていない。

でも悪の将軍様や、金で人の横っ面を叩いて思いのままにしようとする連中がウヨウヨいる。

そんな今こそ「轟天号」は発進し、鋭いドリルで時代に風穴を開けてほしいのだ。

心ある人は大手町を目指せ!!



10:13:59 | mogmas | | TrackBacks