August 31, 2006

新四つ目オヤジ


欲情してヘンになった…、いや、眼科医に「翼状片」と診断された時に、ついでにド老眼の処方箋を書いてもらい、それをもとに約5年ぶりくらいに眼鏡を作った。

「スイスフレックス」というブランドを薦められて、いろいろかけて試してみて、一番知的に見えるフレームに決めた。
このフレームはすぐれもので、ネジを1本も使ってなくて、軽く、つるや鼻あてやブリッジなどのバーツの色や形を自由に選べるのだ。
しかし70代と同じ程度のド老眼のため、レンズが厚く、虫眼鏡のようだ。
でもこれで、本や新聞が楽に読めるぞ。
寝る前の読書再開、だが睡眠時間がますます減ってしまうのだ…。



17:21:39 | mogmas | | TrackBacks

August 30, 2006

自衛隊車両続々集結 !!


荒川の河川敷に自衛隊の大型車両がたくさん集まっている。
テントが張られ、仮設のアンテナがあちこちに設置されている。
パトカーも出動し、なにやら物々しい雰囲気だ。
東京湾に出現したゴジラが、高圧鉄塔のバリケードを突破し、ジワジワと千住に迫っているのかもしれない。
はたまた、北朝鮮のノドンを迎撃するための最前線としてこの河川敷が使われるのだろうか。
画像の表示


いや、「戦国自衛隊・2」の撮影かもしれない。
まてよ、いよいよ大雨で千住地区が4メートルの水底に没する危険がでたので、その緊急対策本部の設置ということも考えられる。
都知事からも区長からも、事前に何の連絡もこのオヤジにはない。
まことに遺憾なことだ。

あー、わかった。
9月1日は防災の日っていうやつだ。
大掛かりに訓練しちゃおうってことね。
なーんだ。
オヤジなんか昔仕事で、はしご車にのせられて、ビルのてっぺんまで連れて行かれたもんね。
銀座のソニービルで1時間中釣りになったこともあるもんね。
防災訓練は得意だもんね。
きっと火事場のバカ力もでるもんね。

でもその日に備えて、慌てず騒がず、しっかりと気持ちを保ち続けられるように訓練してもいいかもね。
災害と悪魔は忘れた時にやって来る・・・。



18:04:13 | mogmas | | TrackBacks

August 29, 2006

DOWN


「ヨシくん」家族が引っ越した建物にはエレベーターがあって、彼はエレベーターで上下するのがとても楽しいのだそうだ。
しかし「ヨシくん」のママによると、そのエレベーターは三菱製だが、整備は「シンドラー社」がしているとのことで、あんな事件があったので少々心配だという。
確かに。

まったく偶然だが、エレベーターは最も安全な乗り物だ、という主張をぶち壊す映画を見た。
2001年、オランダ・アメリカ作品。
脚本・監督、ディック・マース。
出演、ジェームズ・マーシャル、そしてナオミ・ワッツ。
白状すると、「キングコング」を見てナオミちゃんがちょっとお気に入りになってしまったのだ。
出世作「マルホランド・ドライブ」も見ていなし、「リング」ではなにも魅力を感じなかったのに、なぜか最近グッときてしまった。
1968年英国生まれというから、今年で38歳だというのに、可愛いくてコケティッシュですな。
その映画「DOWN」は、ディック・マース監督が過去に製作したものを自身でリメイクしたものらしい。

ニューヨーク・マンハッタンにあるランドマーク「ミレニアム・ビル」は、102階建ての超高層ビル。
高さ300メートルを超え、地上と最上階との気温差は10度以上にもなる。
エレベーターは73台、1日の利用者は3万人以上という規模で、最新鋭のコンピューターが制御する快適で安全な乗り物だった。
ひどい雷の夜をさかいに、エレベーターの事故が相次ぐ。
突然停止して人が閉じ込められたり、扉が開くがそこにエレベーターはなく、シャフトへ転落したり、扉に首を挟まれたところへ上からエレベーターが急降下して…。
しかし何度点検しても異常はない。
メテオ・エレベーター社の整備員マーク(ジェームズ・マーシャル)は不審を抱き、新聞記者ジェニファー(ナオミ・ワッツ)とともに事件の真相を調べ始める。
ところがそこには、軍の秘密実験が絡んだ、とんでもない真相が隠されていた…。

事件を捜査する警部補が劇中で、全米でエレベーターに閉じ込められたりトラブルに見舞われた人の数は、183万2千人だというセリフがあるが、それは報告されたものだけで、闇に葬られた事故はその倍もあるようだ。
エレベーターでの死者数は飛行機事故以上、というセリフもあったりして、生活に密着した地味なイメージの昇降機の安全神話は、映画公開時の2001年にはすでに崩壊しつつあったのだ。
「宇宙エレベーター」というとてつもないプロジェクトも浮上しているというのに、今日もどこかでなんらかのトラブルが発生しているのかもしれない。
それもこれも、もとをたどればコンピューターを過信した人災だということは疑う余地はないだろう。
映画はお気楽なホラー仕立てではあるけれど、毎日エレベーターを利用する人に取っては深刻な問題だ。

ナオミちゃんはこの映画の時点で33歳、女優として脂の乗り切っている時期ではあるが、ま、かる〜いジャブってとこかな。



14:02:00 | mogmas | | TrackBacks

August 28, 2006

林檎の悪夢、再び ?

   
iTunesに曲を読み込ませているところだった。
クレイジーケンバンドの「実演 ! 夜のヴィブラート」の途中だった。
曲を聴きながらブログの更新をしていたのだ。
何の前触れもなく、情けない腹の虫が鳴くような「クゥ〜ン・・・」という吐息を漏らし、林檎娘が沈黙し、電源がシャットダウンした。
目の前のディスプレーは漆黒の闇が支配し、パワーボタンを押せど、電源コードを引き抜き再度試みるも、林檎は息を吹き返さず、絶望の数分が過ぎた。

だがシジュウクサイオヤジをなめるなよ !
お前の何代も前の林檎娘の気まぐれにずっと付き合ってきたのだぞ。
死んだわけではあるまい、ただ気を失っているのだ。
それほどクレイジーケンバンドにグッときたというのか、必ず息を吹き返してみせる。
まだ飼いならして1年余りのウブな娘と言えども、白い横っ面をピシッと張り飛ばし、願いを込めてパワーボタンを押す。
ジィヤァ〜ン、、、、、、、、、、起動成功。
危険なクレイジーケンバンドのCDは排出し、ディスクユーティリティを使い原因究明に乗り出すも、何ら異常は見当たらない。
この気まぐれ娘め。
最近少々甘やかしすぎたのか、転ばぬ先の杖、データを全部バックアップしてやる。
オヤジが冷や汗をかいているのをよそに、林檎娘は何事もなかったように動作している。

なんじゃい、これは。
OSが虎蔵になってから、確かに信頼性は高まったかもしれないが、ときどきアレッということにブチあたりおる。
油断も隙もありゃしない。
もう明け方まで林檎娘に懇願するザマはご免や。
いざとなったら記憶を全部消去して、身売りしてやる。
シジュウクサイオヤジはそれなりに非情なんやでぇ。
アキバの中古屋の片隅で春をひさぐ目にあいたくなければ、素直にオヤジの命令に従従わんかい。
ええな、林檎気まぐれ娘め !!

10:13:00 | mogmas | | TrackBacks

August 27, 2006

違法駐車イス

   
北千住駅の西口ロータリーの端に、歩道だが車道だか、曖昧な一帯がある。
金属のポールが点々と立っているので、一応隔てているようにも見えるが、普段は歩行者が気にせずそこを通る。
ときどき、配達や工事の車が通過するが、通行人は迷惑顔だ。
ペデストリアンデッキの下なので、雨がかからなく、駅にも飲み屋にも近いため、心ない誰かが1台自転車を止めると、次々に違法駐輪が増えていく。
平日の昼間は、シルバー人材ナントカのおじさんたちが地道に見回り、邪魔な自転車を1台ずつ撤去しているが、夜ともなればもう野放し状態だ。
だが土・日祝日になれば、朝っぱらから深夜まで、無法な駐輪場と化し、歩行者がスムーズにそこを通過できないほど自転車とバイクで溢れかえる。
最近はでかいスクーターが流行りなので、2人乗りでやって来てはお気軽に駐車してゆく若者が後をたたない。
千住警察は、民間業者に駐車違反取締を委託していないらしいし、この場所の管轄が警察ではなく、区や第三者にあると手出しは出来ないため、まったく何の対策もとられないまま、治外法権の無法地帯となっている。

しかし、マナーというのは本当になし崩し的にたやすく破られるモノだということが、この場所に1分でも立って観察しているとよくわかる。
空いている隙間あれば、ひょいと何の考えもなしに人の通行を遮って自転車を止める、縦も横もなしに平気で悪びれずに「マイ駐輪場」にしてしまう輩の多いこと。
「みんながやっているからいいいだろう」「お前に迷惑かけていない」「いけないなら、なんか書いて貼っとけ」等々、老若男女みな同じような言い訳と詭弁を宣うことは想像に難くない。
苦情は関係各方面に寄せられていることと思うが、しょせんお役所仕事は時間がかかり、効果的な対策がとられるかは疑問だ。

今日もこの無法地帯を通過中、オヤッと足を止める光景に出くわした。
たくさんの自転車バイクに混じり、なんと車イスが止めてあったのだ。
画像の表示愛車を放っぽリ出して、足の不自由な人は何処へ行ったんだ ?
かあちゃんに聞くと、最近よく置いてあると言う。
行きはヨイヨイだが、帰りはどうすんだ、この車イスの持ち主は・・・。
自転車・バイクは取り締まれるが、車イスには手が出せないだろう、恐るべし !

メル・ブルックスの映画、たしか「サイレント・ムービー」だったと思うが、レースで負傷して入院しているポール・ニューマンが、「ル・マン」の格好で電動車いすに乗り、病院中を車イス・チェイスするというのがあったが、この無法地帯に置き去りの車イスはどう見ても電動ではないし、「スキーで足骨折しちゃったぁ」というノリで利用する折りたたみだ。
ちょいとそのへんで一杯引っかけて、「酒気帯び車イス」で帰るんだろうか。
どんな人が乗り捨てたのか、興味が湧くし、謎がつきない。

オヤジ的なこの無法地帯の解決策は、いっそのこと有料駐輪場にしてしまえばいいということだ。
しかも、監視員付きで2時間3千円ほど取って、無断駐輪は即撤去、大きな動かし難いバイクの場合は、罰金5万円いただく。
何をやったってどうせ止めるのなら、財源として徴収したほうがいいんでないかい。
良心に訴えるより、積極的に打って出たほうがわかりやすいと思うんだけど、どうだろう ?


12:28:16 | mogmas | | TrackBacks