February 10, 2006

粕漬けの気分

どうやら食欲が出てきたようだ。
腹の虫も陽気に鳴く。
先日酒屋さんで買っておいた「酒粕」が冷蔵庫に入れっぱなしだったのを思い出した。

以前テレビで、人形町「魚久」の若旦那が家庭で出来るおいしい粕漬けの付け方をレクチャーしていたのを思い出し、やってみることにした。

板粕を水で柔らかく練る。
部屋中に吟醸香が漂い、なんとも良い匂い。
思わず昼間っから一杯飲みたくなっちまう。
いかん、いかん、反省したばかりなのだった・・・。

サバの切り身を試しに漬けてみよう。
♪サバダ、サバダバ、ピーッ、サバダ・・・。
「こら、ボケ、カス、グタグタ言っとらんと早よ漬けんかい、カス、カスに漬けぃちゅうんじゃ」
「こら、えらいすんません。サバちゃん。今お身体をきれいに拭き拭きしますんで、まっとってぇな」
てなことを一人でぶつくさ言いながら、酒粕を耳たぶぐらいの柔らかさに練り、タッパに入れる。
続いてお待たせのサバちゃんを二切れ横たわらせ、残りの酒粕で埋めていく。

画像の表示サラバ、サバダ・・・。

あとは冷蔵庫に入れて3〜4日寝かせるだけ。
うまいことできたら、今度はホタテやイカ、タラコやタコなんかでも試してみよう。
以前、味噌漬けの卵やチーズを作ったことがあるが、他にも色々試してみたい。
食欲は健康のバロメーターですな、ほんまに。

15:32:53 | mogmas | | TrackBacks