February 20, 2006

スチャラカ・カレー

カレーは好きです。
一週間毎日でも食べられると思う。
どちらかというと、インドやタイ風のものではなく、欧風のカリーの方がお好みだ。
「手づかみカレー」の会をいつやるかが問題だが、香辛料の利いたカレーは食欲をそそる。
手が黄色くなっても食べたいのだ。

遠藤賢二が「カレーライス」を歌っていた頃、ジャガイモ、人参が大きいままゴロゴロ入っている野菜カレーの写真が「ヤングフォーク」か「ヤングギター」に載っていた。
まねして作ったことがある。
ルーはサラッとしたスープ状だった。
たぶん、今巷で流行っている「スープカレー」の原型はこんなもんじゃないかと思う。

流行りごとにすぐ踊らされる二人がいる。
Cちゃんとスチャラカ旦那のことだ。
子供のいない夫婦だから、なんでもアクセスが早い。
スチャラカ旦那とは言っても、ここだけのことで、けっこうマメで、料理もよく作る。
うまく出来るとお裾分けを頂く。
オヤジとかあちゃんは、よくそれでひもじさを救われるのである。

いい感じで腹の虫が鳴った夜、スチャラカ旦那自信作の「スープカレー」が、鍋でやって来た。
食欲をそそる匂いを嗅いだら、もう頭の中の「パブロフの犬」が涎を垂らして、待て!と言われても止めることは出来ない。

画像の表示まるまるのジャガイモと骨付きの鶏肉がいい感じ。

「パブロフ」の本能に従って、オヤジとかあちゃんは奪い合うように、瞬く間に平らげてしまった。
ウィ〜ッ、「スチャラカ・カレー」旨かったぜぃ。
パンとかナンとか欲しかったよん。
今度は大盛りでお願いしますぅ。

15:59:00 | mogmas | | TrackBacks

千住汐入大橋

かつて、荒川に架かる千代田線の鉄橋を、工事中にこっそり渡った過去のあるオヤジは、「千住汐入大橋」の18日の開通前に、同じ穴の狢の「ヒトリモン」と示し合わせて、夜中に渡ってしまおうかと考えていたが、テンションの上がったときにはすでに大量の酒が入っていて、実行出来ずにいた。

ボロ雑巾のように目覚めた日曜日、せめて一生懸命歩いて体内の酒っ気を抜いてしまおうと、小僧とともに新しい橋に向かった。
だが、小僧は自転車でスイスイ先に行ってしまったので、オヤジは一人トボトボと橋を渡った。

画像の表示新しくて気持ちがいい。

我が家からほんの少しで荒川区、南千住にはまだまだ土地があるわい。
これからもっと整備されて、公園なども利用者が増えるに違いない。

画像の表示芝生も敷き詰めたばかりで、立ち入り禁止だ。

競技場のトラックのような舗装の川沿いの遊歩道は、ジョギングする人にはうれしい配慮だし、天気のよい日には絶好のお散歩コースになるだろう。
花の時期には人でごったがえすかもしれない。

歩き出すとポカポカしてきて、30分ほどで南千住の「ララ・テラス」に着いた。
バーゲンの店を冷やかし、帰りは「筑波エクスプレス」に乗ってみた。
便利だ。
これから早起きして、このコースを歩き尽くそうか。
取りあえず、自転車とバイクと車でも散策してみよう。

11:31:00 | mogmas | | TrackBacks

週末の風景

「ウメさん」のギプスが取れた。
鬼怒川温泉に行った帰りに寄ってくれた。
おいしい讃岐うどんやら、色々頂いてしまった。
そして例によって、チッチキチーの関西人はまたベロベロになってしまった。
つれて帰る「トモ」さんあっての酔っぱらいだ。
いつもニコニコしている彼女がいるからテンションも上がるのだ。
ある意味うらやましいカップルだ。

申し合わせたわけではないのに、「ミカ」ちゃん夫婦と「ヒトリモン」、最後に「バーバー」くんが揃ってしまった。
このメンバーで飲まないわけがない。
おまけに、オヤジの紅顔の美少年時代の過去を知る高校の同級生の連中までいやがる。
取りあえず「ウメさん」の快気祝いで乾杯。
人が揃うたびに乾杯。
「バーバー」くんのお持たせの日本酒でも乾杯。
画像の表示女殺しの口当たりだ。危険なお酒ですな。

悪魔の酒「瑞泉」43度もとうとう空にしてして、みんな玉友になる。
宴たけなわで、ギプスなしの「ウメさん」は、いい感じで一足先にお帰りになった。
あのギプスはきっと「コテコテ養成ギプス」だったのだ。
外してしまうとパワーダウンするのかもしれない。
「トモ」さんのためにはそのほうがいい。
二人だけになると絶対立場は逆転するはずだ。
それがコテコテの関西人の可愛いところだと思う。
強がってもオヤジにはお見通しなのだ。

そして「ミカ」ちゃん夫婦も腰を上げる。
まるで結婚しているみたいに仲良く帰っていった。
くそう、焼けるぜ。
高校の同級生の連中も、オヤジの恥ずかしい過去を暴露することもなくお帰りになった。
残ったのは、苦いものを飲む顔つきになった「ヒトリモン」と、明日も仕事の「バーバー」くんの新旧チョンガーコンビだ。
でも、もはや「ヒトリモン」は使い物にならなくなっているので、「バーバー」くんも自転車でさよならだ。

さて、一応お客様の「ヒトリモン」だが、こうなるとただの物体だ。
つれて帰るには荒療治が必要になる。
氷を1つ、口を開けさせて放り込み、手で押さえてしまう。
すると途端に息を吹き返す。
その期を逃さず抱えて立たせれば、なんとか歩けるようになるのだ。
少々気の毒だが、どうせ翌朝覚えていないからOKだ。
かあちゃんと両脇から腕を組み歩き出せば、平気だとかなんとか強がりを言う。
じゃあ一人で帰るかと、手を離せば、まるで縋るように自分から腕を絡めてくる。
オイオイ、同じ釜の飯は食ったが、カマの趣味はありませんぜ。
まったく、大きなオコチャマだ。
いつか「トモ」さんみたいな“飲んべえ”をわかってくれる嫁さんが来てくれることを期待しつつ、自宅まで送って行き、ちゃんと鍵をかけるのを見届けてから家路に付いた。

さすがにもう何もしたくなくなって、ばあさんがいないのを幸い、着替えもせずにソファーに横になって寝てしまった。
翌朝、口の中に雑巾を詰め込まれたような気分で目覚めた。
喉がカラカラなのに、膀胱はパンパンだ。
こんなことじゃ長生き出来ないかもね。
高校を卒業してもう30年も立つのに、若いあんちゃんみたいな日曜日だ。
♪おはよう、働きすぎるやさしい男たち♪(by吉田拓郎)


03:29:00 | mogmas | | TrackBacks