February 27, 2006

トリノよりも、このマイナーさがたまらない

深夜のテレビで「2006横浜インドアオープン競技会」という陸上の大会を放映していた。
見るともなしに画面に目をやっていたら、なかなかおもろい発見をした。
外人選手などがよく着ている、水着みたいな競技ウェアを、日本の女子選手も着ていたのだ。
引き締まったお腹とヘソを出し、“コマネチ、コマネチ”をしたくなる出立ちに、思わず目が釘付けだ。
陸上選手はみんなスリムで、化粧っ気もなく、十代から三十代までそろった女子は、なかなか素朴でよい。

そんな中で注目は、女子棒高跳びの「錦織育子」選手だ。
日本新の記録を出した彼女は、童顔で、ものすごーく甘い評価をするならば、デビュー当時の広末涼子に似てなくもない。
腹筋がいい感じで割れるヘソ出しルックで、何の因果か長くて重いバーを掲げ、トットットとひょうきんに走り、しなる棒に身をまかせバーを飛び越える。
マットの上に落下し、大股開きも何のその、果敢に記録に挑戦するのだ。
笑うと小さなえくぼのできる彼女に“か〜わいい”とつぶやいてしまったオヤジの目は酔眼だ。
全国の青少年よ、彼女をチェックすべし。

そしてもう一人は、31歳の奥様アスリート「ハニカット陽子」選手だ。
女子走り高跳びで大会新記録を出した彼女は、結婚して「ハニカット」になったようで、旦那が何人だか知らないが、なかなか清潔感溢れるヘソ出しウェアである。
それにしても「ハニカット陽子」とは、インパクトのあるネーミングですな。
“マジかよっ”と口走ってしまいます。
彼女もまた笑顔が素敵だ。

他にもスター選手の原石がたくさん活躍している。
最近の陸上の女子選手は、かなり質がアップしていて、もちろん競技の力量もそうだが、見た目もなかなかいいではないの。
イベント的な競技会なのか、緊張感も悲壮感もなく、のびのびと試合に打ち込んでいる。
見る側に取っては、そのちょっと脱力感のある映像が、妙にそそるのである。
仮説のトラックは、足音もバタバタとやかましく、狭い競技場でアットホームに展開される試合に、まばらな拍手がよく似合う。
深夜の酔っぱらいの目には、とてもほのぼのとして楽しかった。
一体トリノはいつまでやるんだろう。
全然ノーチェックだ。
ま、取りあえず、しーずかちゃんはおめでとさん、てことで。


10:58:00 | mogmas | | TrackBacks