August 23, 2006

食べ過ぎバーガー、デブ製造カード

  
「おちょこくん」夫妻ご推薦の、アメリカンスタイルのハンバーガー屋へ行ってきた。
最近千住にはこのような、下町らしからぬ飲食店が増えてきて、ケバブ屋といい、バーガーといい、オヤジが好きなものばかりでうれしい限りなのだが、長く続いてくれればと切に思う。
「サニーダイナー」という店名のハンバーガーショップのテーブルにつくと、愛想のいいお兄さんがメニューの説明をしてくれて、すすめられるままにかあちゃんはランチセット、オヤジは一番高い2×2burger combo 1380円を注文した。
あらかじめ聞いてはいたが、山盛りのフライドポテトと一緒にボリューム満点のハンバーガーが皿にのせられてきた。
モスバーガーのように紙に包み込んで食べるのだが、内容量が多いので、ハミ出るは、口の回りを汚すわで、お子ちゃま状態である。
ポテトはお世辞にも美味いとは言えなかった。
あまりに細切りで、揚がりすぎて、プチプチ途中で折れてしまい、その下品なほどの量にも飽きてしまった。
残ることを考えてお持ち帰りにしてくれるのだが、「スーパーサイズ」とポテトを馬並みに食ったアメリカ人がどうなったのか、DVDで確認するまでもない。
しかし、ポパイのウインピー並みにバーガー好きなオヤジは1個では満足できなかったので、ポテトはいらないが、さらにサルサドッグを追加注文した。
しかし、出てきたドッグを見て、少々ガッカリした。
ホットドッグ用のパンではなく、食パンを二つ折りにしたものにソーセージがはさんであったのだ。
出来合いのサルサソースにも不満だが、お値段880円にも納得できない。
ドリンクがついてるにしても、いささか値の張るランチだ。

大満足とはいかなかったオヤジは、帰り道にあるロッテリアのポスターで前から気になっていた激辛の、「ホットチリバーガー」が食いたいとつぶやくと、かあちゃんがいいよと言った。
普通ならバーガーのハシゴなどまっぴらと言うハズなのに、何かあると思ったら、ちゃっかりロッテリアのプラチナパスカードなるものを持っていて、それがあると毎月のキャンペーンバーガーを1個買うと、同じ商品がもう1個もらえるという特典があるのだ。
300円のバーガーをおまけでもう1語もらってテイクアウトした。
それにしても、危ないカードだ。
「スーパーサイズ・ミー」で警告を発しても、こんなサービスをやられたらたまらない。
まさに「デブ製造カード」だ。

そして、その尻馬に乗ったメタボリックオヤジは、「どこが激辛や !! 」「しょせんファーストフードだぜ !! 」と怒りながら、1個をペロリと食べてしまったのだ。
六本木の「バーガー・イン」なき後、自分が満足するハンバーガーが食べたいなら、自ら作るしかないのだ。
でもマルシンハンバーグをはさんだ簡単ハンバーガーも結構好きだったりするので、かなりいい加減なのだ。
「ポパーイ、もうひとつハンバーガーをおくれよぉ」

14:40:40 | mogmas | | TrackBacks