August 28, 2006

林檎の悪夢、再び ?

   
iTunesに曲を読み込ませているところだった。
クレイジーケンバンドの「実演 ! 夜のヴィブラート」の途中だった。
曲を聴きながらブログの更新をしていたのだ。
何の前触れもなく、情けない腹の虫が鳴くような「クゥ〜ン・・・」という吐息を漏らし、林檎娘が沈黙し、電源がシャットダウンした。
目の前のディスプレーは漆黒の闇が支配し、パワーボタンを押せど、電源コードを引き抜き再度試みるも、林檎は息を吹き返さず、絶望の数分が過ぎた。

だがシジュウクサイオヤジをなめるなよ !
お前の何代も前の林檎娘の気まぐれにずっと付き合ってきたのだぞ。
死んだわけではあるまい、ただ気を失っているのだ。
それほどクレイジーケンバンドにグッときたというのか、必ず息を吹き返してみせる。
まだ飼いならして1年余りのウブな娘と言えども、白い横っ面をピシッと張り飛ばし、願いを込めてパワーボタンを押す。
ジィヤァ〜ン、、、、、、、、、、起動成功。
危険なクレイジーケンバンドのCDは排出し、ディスクユーティリティを使い原因究明に乗り出すも、何ら異常は見当たらない。
この気まぐれ娘め。
最近少々甘やかしすぎたのか、転ばぬ先の杖、データを全部バックアップしてやる。
オヤジが冷や汗をかいているのをよそに、林檎娘は何事もなかったように動作している。

なんじゃい、これは。
OSが虎蔵になってから、確かに信頼性は高まったかもしれないが、ときどきアレッということにブチあたりおる。
油断も隙もありゃしない。
もう明け方まで林檎娘に懇願するザマはご免や。
いざとなったら記憶を全部消去して、身売りしてやる。
シジュウクサイオヤジはそれなりに非情なんやでぇ。
アキバの中古屋の片隅で春をひさぐ目にあいたくなければ、素直にオヤジの命令に従従わんかい。
ええな、林檎気まぐれ娘め !!

10:13:00 | mogmas | | TrackBacks