December 15, 2007
博多・天神、中州食べ歩記・その2
ラーメンでタップンタップンしているお腹を抱えて、地下鉄で中州川端駅下車。
地上へ出た瞬間から、高性能なオヤジの酔っ払いレーダーは、よさげな飲み屋を探知しようと働き始めた。
博多川と那珂川に挟まれたこの一帯が、夜ともなればネオンキンキラリン、紅・白粉つけたお姐さんの人口が増加し、さらにそれを求めるオトーさんやオニーさんの数が増大、欲望と酔っ払いの天国になる。
タモリはかつて夜な夜な中州産業大学に通い、いろんなゲーの道を究めたらしい。
それがここ、中州。
アーケードの商店街を奥まで進み、今夜の宿「ハカタリバーサイドホテル」にチェックイン。
3人一部屋でなんと1万2千円也、安い。
もちろん朝・夕食はなし。
ベッドがあってシャワーが使えれば贅沢はいわない。
この立地ならどこへ行くにも便利だし、近所の屋台で記憶を無くしたとしても、張ってでも帰ってこられる距離だ。
お茶を一杯飲んで、陽の落ちる前に行動開始。
ホテルのすぐ先が「キャナルシティ」なので、話しの種に行ってみた。
施設の中に川の水を引き入れた運河(キャナル)が流れ、遊園地のようななかなかおしゃれなショッピングモールやレストラン、シネコンなどがたくさんはいった大型の複合施設だ。
ちょうどクリスマス時期ということもあり、いたる所に電飾が施されていて、夜はさぞかしきれいに輝くことだろう。
小憎はここに「ポケモンセンター」があるのを事前に調べていて、
「ちょっとまってて ! 」
と言うなり、サァ〜ッとどこかへいなくなってしまった。
仕方がないのでお土産屋をぶらぶら覗いて時間をつぶしていたら、
こんなの見つけた。
どこがいいんだろう ? いかにもベタな大阪の感じ。
もちろん買いません。
でもそんなのかんけいない。
ポケモンのヌイグルミを抱えたご機嫌な小憎とかあちゃんとともに、さていよいよ暮れてきた街に繰り出した。
ウキウキしちゃうネオンがたくさんある裏道の飲屋街、異常なまでに多いスナックの看板、怪しげなキャッチコピーが踊る風俗ビル、名物、元祖、という形容詞がやたら目立つ居酒屋、かあちゃんと小憎が一緒でなきゃ制御不能になりそうなパラダイス・中州。
据え膳喰わぬまま、横目でチェックだけして再び地下鉄で天神へ。
天神の地下街はどこか横浜の地下街に似ている。
この時期だけなのかどうか、照明がほの暗く天井には電飾が施されている。
ウインドーのディスプレーや陳列されている商品もあか抜けていて、西日本の文化の発信地というプライドを感じさせる。
おや、傘を持って歩いている人がちらほら。
雨かいな ?
地上に出てみたらやはり雨が降っていた。
この雨が屋台巡りに吉と出るか凶と出るか。
♪ ああああ〜 はかたは〜 今日もぉぉぉぉ あめぇだぁったぁ〜 ♪
つづく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12:00:17 |
mogmas |
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