March 07, 2007

ううめん

  
オヤジが「オーメン」好きと知ってか、みちのくひとり旅から帰ってきた「バーバーくん」が、お土産に「白石湯麺」を持って来てくれた。

白石湯麺
白石湯麺 posted by (C)084-jan

能書きに、湯麺は「ううめん」と読むと書いてある。
オヤジが好きなのは「おおめん」で、「ううめん」では、最初のア行しか合ってないじゃないか。
シャレかい ? 「バーバーくん」。
しかしともかく、麺食いの面食いオヤジは、「白石湯麺」を早速食すのである。

長さ9センチの短い麺は、およそ2分ほどで茹で上がり、水洗いしてザルに盛りつけた。
「湯麺」というぐらいだから、本当は温かい食べ方のがいいのかもしれないが、なんせもう春のポカポカ陽気のお昼なので、“冷やし”でいくことにした。
麺つゆも付いているので、ネギを刻むぐらいしか手間はかからない。
箸でつまむと、うまい具合に一口分が取れ、パーキンソンで震える手のばあさんにもフレンドリーだ。
ヒュルッと口の中に入れると、シコシコと腰があり、そうめんや冷麦とは違い、油を使っていないせいか小麦の味が引立って、食感もよく美味い。
ヒュルッ、シコッ、と繰り返すこと数十回。
瞬く間に麺の山が平らかになっていく。
この食べやすさは危険だ。
ドンドン手が出る椀子そば状態だ。
「ああ、もうこれでやめよう。ほっとくと首まで入ってしまう」
ばあさんが箸を置く。
「余り食欲がない」などと言っていたかあちゃんも、「もっと食べたい・・・」と、未練タラタラ箸を置く。
麺喰いの面食いオヤジが箸を置いた時には、ザルは空になっていた。
3人で全部平らげてしまった。
小僧には内緒にしなくては・・・。

「バーバーくん」、おかわり !!

12:11:00 | mogmas | | TrackBacks