July 23, 2007
信州鹿教湯温泉の地酒
昔々、猟師が鹿を追って山深く分け入り発見したという「鹿教湯温泉」で、昼は蝉時雨の下で湯を浴み、夕べには蜩の音に静寂と山の深さを感じながら湯に浸り、朝は山寺の鐘にゆるりと起こされ、柔らかな湯の中で目覚めた。
涼しい風に吹かれながら宿の周りを散策していると、一軒のお土産さんの中に大きな酒のタンクを発見。
こりゃいいわいと入ってみれば、店主らしきヒゲのオヤジさんが、浴衣姿の客を前に弁舌をふるっていた。
便乗してフンフンと蘊蓄を聞き、試飲をさしてもらい、ラベルを手書き出来るおすすめの「蔵出生原酒」を買うことにした。
熱処理、割水、添加物なしの本生原酒が本日届いた。
冷酒にして味わいたい。
それにしても下手くそな筆文字だ。
誰が書いたんだ!
悲しくなる…
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