October 01, 2005

エロチック・フェアじゃなくて、エキゾチック・フェアです

10月1日、2日は、千住エキゾチック・フェア開催中。

大道芸人のパフォーマンスや着ぐるみのキャラクターたちが、千住の町をねりあるいています。
画像の表示千住のマスコット?じゅじゆちゃん。

かと思えば、荒川の土手で“どーもくん”発見。
画像の表示画像の表示
そうだ、NHKの受信料はどーもくんが徴収に歩けばいいじんじゃないの。
「どーも、NHKです。どーも、受信料をはらってくださいね」
なんてやられたら、小さな子供は
「ママ,どーもくんにお金を払ってあげて!」
とすがりついてしまうだろうし、ドアの覗き穴からあの顔がみえたら、思わずドアを開けてしまうだろう。
NHKは受信料回収「着ぐるみ部隊」を結成して、全国津々浦々を訪ね歩き、イメージと信頼の回復に努めるべきだ。

注: 私はけっしてNHKの味方ではありません。

それにしても今日みたいな暑い日は、着ぐるみは大変だ。
下手なダイエットよりも、着ぐるみの方がずっと効果がありそうだ。


20:06:00 | mogmas | | TrackBacks

カリマス、カリマス、ああ、勘違い

あるお茶引きの夜。
カウンターのカップルが熱心に話していた。
彼女がいった。
「その人って、キャラ・リーマンだから・・・」
彼氏とオヤジの視線が交差する。
彼女が間違いに気づく。が、一瞬早く彼氏がいう。
「おまえ、それってキャリア・ウーマンだろ」
一同顔を見合わせ爆笑。
それ以来、その2人とは打解けた。

キャリア・ウーマン+サラリーマン=キャラ・リーマンになっちゃったのだろうが、キャラがたつサラリーマンでもいいかも。
キャラクター好きのサラリーマンというのもあるな。
いずれにしても、言い間違いの傑作と思う。

以前、“悪魔のあっくんは”固い話を夢中で話している時、「カリマス、カリマス」と繰り返して、オヤジを面食らわせたことがある。まあ、気持ちはわかるので、あえて訂正をしなかったが、「カ・リ・ス・マ」が正解ですね。モ・グ・マ・スより。

Cちゃんは名古屋で、まだ全国区ではなかった「ひつまぶし」を
「ひまつぶし」とオーダーして、店の人の失笑を買ったらしい。

かくいうオヤジは、テレビのニュースや新聞などで「アルカイダ」と見たり聞いたりすると、篠山紀信の「アカルイハダカ」を考えてしまう。
不謹慎極まりないですな。




13:16:00 | mogmas | | TrackBacks

ひげ男の夜

当店は、お客様が自分で焼かないスタイルなので、男性が一人で来店されることも多い。
カウンターで、本や雑誌を熱心に読みふける人もいれば、ひたすら携帯でメールを打ち込む人、黙ったまま身じろぎもしないで待つ人もいる。
基本的には、お客様のスタイルをじゃましないようにしているが、鉄板の上に注がれる沈黙の視線は、正直つらい。
こう見えても以外と人見知りするほうだが、なにかきっかけさえあれば、会話をしたほうが気持ちが楽だ。

ある晩のこと。
偶然とは予告なくやってくるもので・・・。
一人、また一人と男性がカウンターへ。椅子を1つおきに席につき、5人の男性がウンターに陣取った。
さりげなく視線を外す男たちの間に、気まずくも不思議な空気が漂う。
それもその筈、口ひげ、あごひげ、どろぼうひげ(口の悪いCちゃんの旦那さんに言わせると、オヤジのひげはどろぼうだそうだ)と、ひげ男のオンパレード。焼いてるオヤジもひげならば、待ってる人も全員ひげ男。
この光景を第三者が見ていたら、相当ヘンだ。
「ひげ専科・モグランポ」の開店でござい。
おかしな空気の中、黙々と焼くひげオヤジ。
出来上がったものを黙々と食べ、かつ飲むひげ男たち。
やがてひげ男たちは一段落した。
誰がこの雰囲気を打破するか、緊張が走る。
そこへ、何と不運な・・・。
うら若き女性が2人、ご来店。
いっせいに振り向くひげ軍団。
ギョッと、立ちすくむ女性2人。
顔を見合わせ、恐る恐る、「あの、いいですか・・・」
も、もちろん!
はじけるオヤジ!
「どうぞ、いらっしゃいませ!」
緊張の糸がほぐれ、帰るタイミングはここだ、とばかりに、お会計になだれ込むひげ男たち。
そして平安が訪れた。
口開けに端のカウンターについた、口ひげの(名前までは知らないのが、何度か来て頂いている)男性は、小さく息をつき、かすかにオヤジを見て苦笑い。

その後、「ひげ専科・モグランポ」のメンバーが一堂に会することはありませんでした。
数年前の、世にも不思議なお話の一席でございます。
お後がよろしいようで・・・。



10:15:00 | mogmas | | TrackBacks