October 28, 2005

油売りのかあちゃんに叱られるほど・・・

人間も50年近くやっていると、いろいろとメンテナンスが必要になってきます。
ダメになる前にとっとと、もみもみ家族のパパのところで昇天すればいいのに、なかなかタイミングが合わずにいけません。

お店も9年目となれば、あちこち補修するところが出てきます。
久々に「東急ハンズ」へ出かけ、電球やら細々としたものを見繕って来ました。

普段かあちゃんの油売りをとやかく言う私ではありますが、そんな私が鉄砲玉のように行ったきりになってしまうお店が3つあります。
1つ、「東急ハンズ」。
2つ、「ホームセンター」。
3つ、「大型書店」。
本日も「ちょいと行って来る」と出て来たものの、昼を過ぎても帰らない私は、しっかりかあちゃんに怒られてしまいました。

だが計算ずくなオヤジは、かあちゃんの喜ぶものをちゃっかり買って来てご機嫌取りをするのであります。

足の疲れが取れるという高機能な靴の中敷き。
来年の月齢・陰暦カレンダー。
NASAで使用の温度調整素材PCMマイクロカプセルを練りこんだ樹脂を使った、サーモクールアイピロー。
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などなど。

まあ、おもろいものがたくさんあるので困ってしまうのですよ。
でも、せっかくためた文具の金券が使えなくなってしまって、悲しい。
泣く泣くハンズカードを作った。

買い物から帰って来て、買い忘れている物があるのに気づいた。
仕方ない、ふたたび出直すか。
するとかあちゃんに「どうせまた行く口実でしょ」と言われてしまった。
さすが、見透かされていた・・・。


16:35:00 | mogmas | | TrackBacks

カネゴンくん着替えました。

芸術の秋、ということで、カネゴンようやく着替えました。

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スモックにベレー帽ぽい帽子で、今時こんな画家がいるかどうか知りませんが、絵描きさんを気取ってみました。


15:16:13 | mogmas | | TrackBacks

絡みついたら離さない

半村良の「妖星伝」に夢中になったときがある。
真言立川流とはなんぞや、五甘露のなにがいいのか、ウブな若造だったオヤジの心をかき乱すエロと情念の小説だ。

この世は醜い。
生に満ちあふれているこの世は、弱肉強食のおぞましい光景だ、という概念は、純真無垢?な少年には毒だったかもしれない。

SFという枠を超え、大好きだった半村良さん、ご冥福を祈る。

唐突だが、サメはすごいと思っている。
1億年以上もその形態を変えず、補食動物としての究極の姿で大海原を泳ぐあいつらに敬意を表する。
そのサメのオチンチン。

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メスの体内にガシッとくい込んで、絶対子孫を残すのだという強固な姿勢が伺える立派な代物。

快楽などない、あるのはDNAを次世代に伝えることだけ。
一度絡みついたら目的を遂げるまで決して離さないのだ。
その徹底した生への執着が、彼らを最強のハンターに育てあげ、現代まで生き延びさせたのだ。
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                  見よ、この虚無の目を。

もし、海洋でこいつらに遭遇したら、その時は覚悟を決める。
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体長4メートルもの怪物が迫ってきたら、逃れようがないでしょう、スピルバーグ監督。
手足の一本で済むなんて虫がよすぎるわ。

このまま無事に死を迎えられたら、その時は土の下に埋めてほしくない。
先祖代々の墓に入るなんて望まない。
この身を残さず、サメにでも食わせておさらばしたいのだ。
完全な食物連鎖のリサイクルだ。
しかし、酒臭いオヤジの身体をサメさえいやがったらどうしょう。
身ぎれいにしとこうか・・・。


10:34:00 | mogmas | | TrackBacks

自分が幾つだか不明の愚か者

誕生日といっても、なんてことはない。
プレゼントなんて、どうでもいい。
ただ年を重ねるだけ。
なんて味気ない。

だって、自分が幾つになったかも失念していたのだから。
間近になって、ようやく気づいた。
東京タワーよりも年上で、郷ひろみよりも年下だってこと。
アーッチッチ、の愚か者。
夫婦そろってボケ丸出し。
「始終臭い」は“悪魔のあっくん”だった。
けーっ、自分がこんな年になるなんて。
昔はずいぶんおじさんだったような気がする。
覚悟がないのかね。

夜更かし出来ることだけでは、もはや大人ではない。
食べたいものや、飲みたいものを自由に手に入れられるからといって、大人ではない。
ローンやらキャッシングが何とかなるからといって、決して大人ではない。
エロも無垢も知り過ぎたからといって、成長したわけではない。
大企業を乗っ取れなくてもいい。
ブランドものは必要ない。
地位や名誉などまったく関係ない。
あまりに世の中を知らなすぎる。
あまりに裏側を見過ぎてしまった。
男女の機微がわからない。
子供の好みもわからない。

新聞に書いてあることに腹を立てる。
テレビのニュースに憤りを感じる。
ご近所の噂話には無関心だ。
ラジオから流れて来る曲に感動する。
はじめて飲む酒がうれしい。
はじめて打解けた話をする人を愛おしく感じる。
キーボードはまだ口ほどにものをいわない。
パソコンにはまだ馴染めない。
親指にタコができている。
両目が真っ赤ちんだ。

心臓は動いている。
ため息をついた。
アクビがでた。
達成感のない夜は眠れない。
そして繰り返し。
深夜のもどかしさ。

目を閉じるという行為にすがりつくまで、こうしていようと思う。
朝の音が聞こえる。
夜の終わりが見える。
家族の寝息を聞きながら起きている。
多くの存在があって生かされている。
なんの保証もなく今日が来ると信じている。
戯言に疲れた。

おやすみ。
昨日は今日になりました。
おやすみ。
また明日。

05:57:00 | mogmas | | TrackBacks