May 23, 2007

トンボロ現象 ?


象島、中ノ島、高島の3つの島からなる三四郎島は、海の干満の差により陸と地続きになる。

むかしむかし、源氏の武者、三四郎が中ノ島に隠れ住み、彼と恋に落ちた小雪が引き潮の時の数時間、逢いに行ったという伝説も残っているそうな。

干潮になると幅約三十メートルの浜ができあがり、足をぬらさずに三四郎島に渡ることができる。また、満潮時には水面下に隠れてしまい、その上を小さな舟が自由に往来することができる。
と、いう。

これをトンボロ現象というのだそうな。
昭和五十八年には県の天然記念物に指定され、堂ヶ島小唄 にも歌われておるんだそうな。

ハア〜、何度も伊豆へきているのに、ちっとも知らなかった。
ニッポンは広い、ディスカバージャパンですな。
夕方4時15分からの小潮にグッドタイミングで間に合ったので、徒歩で島へ渡ってみた。
オヤジが「無能の人」だったら、拾っていきたい石がゴロゴロ“道”になっている。
三四郎島は島というより、海に突き出た岩という感じで、人が生活できるとは思えない。
伝説が本当なら、“愛は自然の摂理より強し”ですな。

以上、オンボロ現象化しているオヤジが堂ヶ島からお伝えしました。



Posted by mogmas at 20:17:31 | from category: Main | TrackBacks
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