May 24, 2007

堂ヶ島の若大将


堂ヶ島のバス停の一角には、「加山雄三ミュージアム」がある。
エレキの音色も軽やかに、若大将の歌声が駿河湾に響き渡っている。

30代はじめとおぼしきOL風3人組が、バスを降りてその歌声を聞きつけ、言った。
「なんで、ここで加山雄三?」
「まだ生きてるよね?」
「死んでないよ。でも死んでないのにミュージアムなんて、なに様」
「ぜったい入らない」
「だよねー!」

前略、加山雄三様。
あなたがもはや若大将でないことは、現実的には認めざるを得ませんが、ワタシにとっては、部屋箒をエレキギターに見立て“テケテケテケ〜”と真似をした幼少の頃から今日まで、あなたは永遠の若大将なわけで、つい先日もカラオケで、あなたのナンバーを歌いまくったわけで、そんなわけで、心無いことを言いやがった彼女たちを、“バキューン、バキューン”と見えない銃で撃ちまくってしまいました。
せめてもの慰めに、ショップであなたのTシャツを買わせて頂きました。
今後ともいっそうのご活躍を、陰ながらお祈りしております。

嗚呼、堂ヶ島に陽が上る。



Posted by mogmas at 13:34:25 | from category: Main | TrackBacks
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