November 06, 2005

悩むクールガイ

「キャラリーマン」というすばらしい造語の作者、M・M姉妹のおねぇ様は「ボケブリ天国」なエピソードを時々披露してくれる。

ある日旦那さんとご飯を食べに行った時のこと、お店のテレビで古い日活のアクション映画をやっていたらしい。
ソフト帽にたぷっとした背広の登場人物(宍戸錠だったらしい)があるお店に入って行くシーンを見た彼女は、
「この映画、寅さん?」
と、無邪気に発言したとか。
帽子にゆったりめの背広=寅さん、という擦り込みは素敵。
愛すべきキャラですな。

そんな話を聞きながら、ふと疑問が生じた。
宍戸錠=エースのジョー。
石原裕次郎=タフガイ。
小林旭=マイトガイ。
赤木圭一郎=????・・・。

あれれ、思い出せない。
トニー=赤木圭一郎は何ガイだったっけ?
「アカガイ」や「ツブガイ」でないことは確かだ。
「ソウテイガイ」や「アンコクガイ」でもありえない。
いやはや、薄っぺらであやふやなオヤジの知識が、図らずもM・M姉妹のお姉ちゃんの「寅さん」発言から暴露されてしまった。

さらに追い打ちをかける質問が、別のカップルから・・・。
「納豆の起源っていつですか?」
おいおい、ワシは「マンガ始めて物語り」ではないぞぃ。
ただの納豆好きの、お好み焼き屋のおっさんにすぎないのですよ。

強烈なワンツーパンチをくらい、ぐうの音も出ない。
くそう。
この悔しさをバネに、よりいっそうほら吹きに磨きをかけてやる。
その時まで、若者よ、せいぜい楽しむがよい。



Posted by mogmas at 13:52:23 | from category: Main | TrackBacks
Comments

紅の男:

日活 第三の男としてデビュー、わずか3年で15本の映画に主演した。
米俳優トニーカーティスに似ていることから、愛称はトニー。
享年21歳のまさに和製ジェームス ディーンであった。
演技とは別の何か雰囲気をもった銀幕スターでした。
生きていれば66歳になっている。残念! 
又、「〜 ガイ」という名称は無い。
霧の港の横浜が 何故か俺を呼んでるぜ!
合掌。
(November 07, 2005 18:26:38)

mogmas:

そうですかぁ。
勉強になりました。
そういえば和田浩二さんはどこへ行ってしまったのでしょうか ?
それと木村カエラって何人なんですかね ?
(November 08, 2005 01:32:50)

ピースのジョー:

モグマスさんも渋いですなー。
和田浩二ですか。清順の作品にも出てますね。
「無頼」シリーズより「人斬り五郎」なんかが好きです。
でもDVDは無いようです。
木村カエラはオイラノ遠い親戚のようなものですかね。
さあ、みんなもTUTA○で日活アクション映画を借りまくろうぜ!
レッツゴー!
(November 08, 2005 12:51:54)

mogmas:

いやぁ、貴方もベタですねぇ。
素性がバレるようなコメントは、私立探偵としてあるまじきことですな。
東八郎さん、いやさ、8マン。
(November 08, 2005 13:39:04)
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