March 06, 2006
じゃっどん、ドシャブリですばい
薩摩人も魂消る大雨の中、鹿児島中央からJR枕崎・指宿線で平川駅下車。バスは一時間後、傘は折り畳みで、すでに小僧はズボンもビショビショ。
仕方なくタクシーを呼び、最初の目的地「知覧」へ向かう。
別にお茶を仕入れに行くわけじゃない。
ここはかつて本土最南端の「特攻」基地があったところ。
多くの若者が、国と守りたい人を思い飛び立って行った地だ。
中途半端に酔いの残るオヤジに喝を入れるかのように、雨脚は激しさを増す。
だが「特攻平和会館」の中は静かで、敬虔な雰囲気に包まれる。
いつになく真剣に見て回るオヤジと小僧。
閉館三十分前に館を後にし、今夜の宿「指宿」を目指す。
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