October 26, 2006
新橋
オヤジパラダイス、サラリーマンの聖地、新橋の機関車前で「悪魔のあっくん」と待ち合わせた。
だが機関車は工事のシートに覆われて、どうなっているのか皆目わからない。
携帯という文明の利器が「ダースベイダーのテーマ」を奏で、悪魔の到着を知らせ、待つこともなく落ち合い、
我々は新橋のダークゾーンを目指し夜の中に踏み出した。
今夜のサバトは迫り来る忘年会の下見なのだ。
「悪魔のあっくん」が昨年大見得を切って幹事を勝って出、今年の忘年会(オヤジのお勤め人時代の)は「チャンコ」に決定したのだった。
まず一軒目、その名も「両国」という名の繁盛店に腰を落ち着ける。
現役力士も来るというその店の「チャンコ」は、1人前が軽く普通の2、3人前に匹敵する量で、食べることもさることながら飲みたいオヤジ2人はつつましく1人前を頼み、パカッ高い飲み物を飲みまくるのであった。
塩を舐めて日本酒を呑めるオヤジをもってしてもこの店の味は塩辛くて、ピシッとした身なりのOLが平気で飲食している様子を見て、辛い仕事の毎日なのだなぁと思いを馳せるのだった。
店を出たあと「この店は見合わせようよ」と申し出、次なる「チャンコ」屋を探して夜の街を行くのだった。
もう「チャンコ」は食えないという弱気な、意気地も食意地も萎んだ「悪魔のあっくん」を励まし、2軒目の店のノレンをくぐった。
次なる候補は「井筒」という店。
絶対に“自腹”でなきゃ許されないのは当然だが、前の店よりもこじんまりして親しみやすいその店でも、当然最初はビールから始まり、熱燗で終わった。
人の食べる「チャンコ」を盗み見、オヤジ2人のレーザービームはメニューをチェックするのだった。
2軒ハシゴして好みの酒にありつけなかった因業なオヤジ達は、喉が渇いて、渇いて、冷たい酒を求めてまたぞろうろつき、琉球泡盛を品揃えしているという店のチラシをもらい、吸い込まれるようにその店に入った。
だが、新橋は恐ろしい。
オヤジ天国を過信するのは愚かなことだ。
「ヒトリモン」先生なら30秒で見切ってしまうその琉球チックな店で、もういい加減いい気持ちちゃんの我々は「レモンサワー」やコロナビールでお茶を濁すのだった。
来月に迫った忘年会は、やはり「悪魔のあっくん」の裁量に任せよう。
結局オヤジはどこでもいい、飲みたいだけなのだ。
すいません「あっくん」、なにもかもお任せします。
オヤジは何でも従っちゃうよーだ。
「チャンコ」でも「わんこ」でもOKだよ〜ん!!
以上、久々の「最後の砦」から
中継でした。
Comments
悪魔1号:
新橋の夜は「魔界都市」!!とても日本語に聞こえない言葉でピンサロの呼び込みをやっている若い男、何て言っていたのだろう?
中国語、韓国語が飛び交う細い路地、アサヒビールが飲みたい太った外国人。何か物足りなさを感じながら2人の親父は家路についた。
あああ〜ドスコイ、ドスコイ!
中国語、韓国語が飛び交う細い路地、アサヒビールが飲みたい太った外国人。何か物足りなさを感じながら2人の親父は家路についた。
あああ〜ドスコイ、ドスコイ!
(October 26, 2006 14:00:04)
mogmas:
だから私は「最後の砦」に寄ってしまったのだ。
N人くんには連絡しました。
今のところOKとのこと。
以上、よろしく。
N人くんには連絡しました。
今のところOKとのこと。
以上、よろしく。
(October 26, 2006 14:55:10)