February 22, 2007

おNewの自転車

   
小僧の自転車が盗まれてから一週間。
犯人も自転車も出てこないので、あきらめて新しい自転車を買った。

街中の自転車屋さんも覗いてみたが、ピンとくるものがなくて、今イチそそられないまま、東急ハンズの自転車コーナーを冷やかしたら、一見して「いいじゃな〜い」という自転車に出会った。
スタイルもカッコいいが、お値段もこなれていて、小僧が乗るには丁度いい。

おNewの自転車
おNewの自転車 posted by (C)084-jan

ハンドル・グリップのところに6段のリア・ディレイラーのチェンジ・ダイアルがあり、暗くなると自動点灯するライトなのもうれしい。
ステンレスの前カゴもしっかりしているし、これでお値段17,800円はお買い得、でしょう ?

うれしくってニヤニヤしている小僧に、「止めるときは鍵を必ずかけること」「曲がり角では止って右左を確認」「人の多い所ではスピードを出さない」と念を入れて言い聞かせた。

防犯登録がしばらくかかるので、店内を見ていたら、オヤジの琴線に触れる本命の自転車を発見してしまった。

RALEIGH
RALEIGH posted by (C)084-jan

懐かしい !!
30数年前は「ラーレー」と表記していたような気がするが、ツーリング心を刺激する英国の名車「RALEIGH/ラレー」だ。
「RALEIGH/ラレー」の歴史はそのまま自転車の発展の歴史と重なる。
そればかりか、これまたオヤジのツーリング心を焚き付ける「TRIUMPH」も、今では「RALEIGH/ラレー」のグループで、モーターサイクルの分野でもなかなかの実績があるのだ。
自転車がまだ空気入りのタイヤや、フロントフォークの絶妙な曲線による衝撃吸収機能を持たない130年以上前は、路面の振動をもろに乗り手が受けるという意味で「ボーンシェーカー」(骨を揺する)と呼ばれた。
その頃から現在まで、「RALEIGH/ラレー」は様々な自転車の基本的なパーツを開発し、「Alex Moulton」博士の画期的なミニBicycleなど、数々のブームになった車種を送り出してきた。
昔は輸入車なんて、恐ろしく高くて、お金を持った大人の“床の間自転車”だといって斜に構えてみていたが、実はとっても憧れていて、優雅なフランス車もいいが、質実剛健という感じの英国車の魅力もまた捨てがたいと、秘かに思っていた。

そんな「RALEIGH/ラレー」のスポルティーフに近い、しかし古き良き時代の息吹を感じさせるランドナーが、なんと8万円しない値段で買えるようになったとは。
どうだ、このハンドルステムのクラシカルでカッコいいこと。
やっぱり、ツーリング車はドロップハンドルに限る。
欲しいっっ !!
今から「RALEIGH/ラレー」貯金をはじめて、秋口には「横浜のふとっちょくん」に見せびらかせるようになれればいいが・・・。









Posted by mogmas at 14:59:23 | from category: 前頭葉発熱親父 | TrackBacks
Comments

意がティ:

レトロな感じがとってもいいですね!
(February 22, 2007 16:44:20)

横浜のふとっちょくん:

ラレー、かっちょいいです。
密かに5代目、狙ってました(5年後ぐらいですが)。
ぜひ、カムバック、自転車へ!!
(February 24, 2007 16:17:20)
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