September 24, 2007

spam accessさんのおかげです

  
プロバイダーのサポートから連絡のメールが来た。
それによると、

【ご利用のブログサーバーで、大量のスパムアクセスにより、ご指摘の様にホームページが開かない障害が発生しておりましたが、9月23日(日)15:35PM に復旧致しました。】

てなことだそうだ。
ふ〜ん、スパムアクセスねぇ。
ヒマなことをする人がいるもんだ。
スパムメールだの、スパムコメントだの、そんなくだらないことをする連中は、焼いて食っちまうぞと、食品庫を開けてSPAMの缶詰を取り出してみた。
ちなみに我が家にあったのは、沖縄の「わしたポーク」という商品名のランチョンミートだ。

ふと、SPAMとspamの違いってなんだろうかと疑問がわいて調べてみたら、元は一緒だということがわかった。
まあ、SPAMをたまに食べる分にはいいのだけれど、軍隊などで日常的に繰り返し食べ続けると流石に飽きもくるってもんだ。
で、兵隊達は「昨日もSPAM、今日もSPAM、明日もSPAM、来週になってもまだSPAM…」等とぼやいたんだと。
それが高じて「同じ味の繰り返し」の意味を指す隠語としてSPAMが使われるようになってしまったということらしく、さらに「モンティ・パイソン」の作品の中でおちょくってSPAMを連呼されて、とうとうこれが定着してしまったらしい。
SPAMを販売するアメリカのHormel Foods社は、「当社の商標はSPAMである」として、迷惑メールに関しては “spam” と小文字で表記する事を提案、自社サイト上で呼び掛けているんだそうな。

いやいや、spam accessさんのおかげで、またまたオヤジはおりこうさんになっちゃったもんねぇ。

しかしこのSPAMにはなかなか歴史があって、1937年に誕生して以来、欧米では一般的な食品として普及し、さらに第二次世界大戦から朝鮮戦争・ベトナム戦争の時代を通して連合国軍や米軍内で標準的に食糧として利用されたことから、世界的に広がったのだそうだ。
ソ連では「ニキータ・フルシチョフ」がその普及に一役買い、「アイゼンハワー」元大統領はSPAMに感謝状を贈り、韓国のチゲ鍋は米軍払い下げのSPAMを使ったのが始まりともいわれ、はたまたイグ・ノーベル賞栄養学賞が授与されちゃったりする。
沖縄のチャンプルー文化も、その影響を少なからずうけているんですな。

SPAMけっこう大活躍。
spamとはエライ違いだね。

Posted by mogmas at 14:39:08 | from category: 前頭葉発熱親父 | TrackBacks
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