June 18, 2006
カエルとともにカエル
梅雨の長雨、よく寝れる。
昼すぎても眠気がとれぬ。
テレビは「ワールドカップ」と「鈴香」の話題ばかりでつまらない。
こんな夜、店は“お茶引き”で、たまった本がよく読める。
雨は切れねど、客足は切れる。
お掃除ビールもそこそこに、とっとと片付け店仕舞。
帰り道の暗闇に、なにやら蠢く気配あり。
そっと抜き足近寄れば、まるまる太ったカエルさん。
小さいほうは子供かな。
ストロボ焚いても動じない、でっかいほうはオヤジかな。
体長17、8センチ。
商売人にはやな雨も、こやつらには天の恵み。
近所の池から遠征で、親子そろってエサ探し?
目を光らせて様子見る、野良猫には気をつけな。
頭を撫でたらうるさそうに、一声鳴いて跳び去った。
やがて梅雨明け、夏空になりゃ、仲間でそろって大合唱。
ゲロゲロ、ガァッ、ガァッ、ゲロゲーロ。
今度はこれで眠れない。
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